「テスラ、日本で販売低空飛行にもがく」という記事が出た。確かに日本じゃ売れてないですね~
ベストカーの続きです。2019年の販売台数を見ていて気付いたのだけれど、輸入車の項目の中にテスラがない。何台売れたのかワカランです。いろいろ調べてみたら「教えない」ということなんだという。テスラはJAIAという輸入車協会にも「販売台数は公開しないように」と注文を付けているそうな。果たしてどのくらい売れているのだろうか? と思っていたら以下の記事が。
絶好調と言われているモデル3を導入しても売れ行き伸びていない。確かにモデル3、広報車と筑波サーキットでレースに出ていた車両を除き、街中で見たこと無い。スペックを考えたら決して高くないと思う。なぜ売れないのか。こらもう簡単。命を預ける道具として考えたらコワイからだ。テスラが起こした事故、今のところ全てドライバーに原因あるとテスラは主張する。
もう少し書くと半自動運転機能を売りにした結果、居眠りしたり注意力散漫になったりして起きた事故なのに、原因は「ドライバーにある」と言う。まぁその通りなのだけれど、普通の自動車メーカーにとって重要なのは顧客の安全。日産も半自動運転を採用したが、常時ドライバーを監視しており、居眠りや脇見してるとキャンセルにになります。興味深いのはブルームバーグのまとめ。
曰く『ブルームバーグ・インテリジェンスの吉田達生シニアアナリストは「テスラは確立されたブランド・アイデンティティーを日本で持っていない。テスラの車はむしろ玩具と見なされている」と語った』。家の中なら玩具レベルの信頼性でもいいけれど、現実的には凄い速度で走っている。何らかの理由によりハンドル操作&ブレーキ操作されず走り続けた結果、バイクの乗りの尊い命を奪った。
かといってテスラ以外の電気自動車は苦戦中。かろうじてリーフが実用性の高さを売りにしているため勝負になっているけれど、ジャガーiペースは世界的に厳しい。ベンツ初の本格的電気自動車EQCも、乗ったら腰砕けになるほど普通の、何の驚きもないインテリア&走りだったりする。EQC買うなら瞬時も迷わずエンジン積んだベンツを買う。ジャガーだってエンジン車に勝る魅力薄い。
そんな中、テスラの手強いライバルが登場してきた。ボルボ傘下の『ポールスター』というメーカーです。ジュネーヴショーでお披露目される予定だった新型車、超スタイリッシュ! しかもボルボの技術者がたくさん関係しているため、安全性や信頼性はモンク無し! 加えて量産モデルは中国のボルボの工場(LYNK & COと同じ)で生産される可能性大きい。コスト的にも頑張れる。
インテリアも自動車メーカーが作った電気自動車と全く違う。どちらかといえばテスラと同じシンプルさ。ドライバーズシートに座った瞬間から新しさを感じさせるだろう。もしかしたら電気自動車は安全を担保しながら既存のクルマ作りから少し距離を置いた方がいいのかもしれません。
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