「専門家」って只の「やめろジジイ」なのか。クルマは危ないです。専門家は「乗るな」と言うべき?

新型コロナ禍を受けての動きを見ていて一番「う~ん!」なのが感染の専門家と呼ばれる人達の能力。感染増えたら「動くな」としか言わない。感染者数減っても「理由は解らない」。オミクロン株の登場を受けたって1ヶ月経つのに「情報少ない。とにかく自粛しろ」。これ、自動車に当てはめたら「運転したら事故の可能性がある。乗るな」。事故減ったのに「解らない」。

感染の専門家は「医療は命に関わること。いい加減なことは言えない」などというけれど、自動車だって命を預けている。皆さんリスクを背負いながら、クルマに乗らなくちゃならない。人間の生活や仕事は止められないです。自動車メーカーや警察は専門家による治験やデータから「納得出来る状況」を考え、方策をアドバイスする--現実は自動車メーカーが頑張ってるだけですけど。

感染の専門家は安定した収入を得ているだろうから「休め」「動くな」と言ってれば責任を逃れられる。専門家たるもの、どうやったら新型コロナと上手に付き合えるかを教えて欲しいし、クルマで言う「限界」や「こうやったら危険」みたいな指針を出し教えて頂きたい。オミクロン株、今でもデルタなどと同じビビリ方にしろと強く訴えている。ホントに解らないなら発言しなくていい。

雪道でスタッドレスタイヤが必要なことは確かだろう。TVで「雪道を走るなら滑り止めを」「スピードを落とせ」とアナウンサーが言うのは運転免許すら持っていないド素人だから仕方ありません。でも道路関係者などが「危ないから通行止めにする」じゃお話にならないでしょう。リスクをしっかり分析し、どうやったら折り合いを付けられるか教えるのことこそ専門家の矜持だ。

かくいう私達の業界も甘口ばかりになってしまい、徐々に信用を失いつつあるような気がしてならない。でも専門分野はキチンとした説明する”通訳”がいないと、普通の人はいかんともしがたいです。ここにきて大阪の病院放火を受けTVなどは「ガソリンが危ない」と言い始めた。すでにガソリンを買うのは簡単じゃない。さらに規制したら、非常用発電機用のガソリンだって買いにくくなる。

TVに出てくる消防の専門家も「ガソリンは危ない」と無責任。専門家なら「売るな」じゃなく「どうやって売ったらいいか」を考えるべきです。このまま能なし&世間知らずの専門家が増えて行くと、嫌な世の中になっちゃいます。ということを自分自身に言い聞かせている。信用してもらえる自動車関連のジャーナリストを育成しないと私らの業界も明日が無い。

 

 

<おすすめ記事>

コメントを残す

このページの先頭へ