あららら! MX-30ロータリーPHEV、日本で売らない可能性が出てきた?

藤原前COOの肝いりで開発された「出しても99.99%売れないと思えるMX-30ロータリーPHEV」、今まで日本で販売されると言われていたけれど、ここにきて怪しい雰囲気になってきた。欧州専用車という位置づけになる? というのも先日書いた通り5月に於けるMX-30の販売台数79台。電気自動車のMX-30EVにいたっちゃ一桁の前半だったりして。明らかな失敗作です。

常識的に考えたらロータリーPHEVを日本で販売したって売れるワケない。赤字確実。出すとすれば藤原前COOのメンツを立てるという理由のみ。ということは毛籠さんだってよ~く解っている。一方、マツダ筋から聞いた話なのだけれど、現在の役員は毛籠さんが決めたものではないという。藤原前COOの右腕だって残ってる。当然ながら「出すべき!」と主張しているだろう。

毛籠さんと藤原前COOの考え方は違うと私は考える。さてさて。日本でMX-30ロータリーPHEVを売るなら、そろそろマツダ派のメディアは先行試乗していることだろう。なのにそういったウワサ無し。ディーラーも「MX-30ロータリーは国内販売時期が決まっていないようです」と言う。流れている情報を総合して考えると「日本発売はフィックスされていない」だったりする。

ちなみに3ヶ月くらい前までは日本発売の動きだった。これ、間違いないです。でも本日時点の情報だと未定。もしかすると毛籠さんが日本発売にGOを出していないのかもしれません。となると面白い! マツダの将来が少し明るくなってくる感じ。今まで作ってきた藤原前COOの流れを変えるということですから。私なんか「全てチャラにしちゃえばいい!」とさえ思う。

興味深いことに電気自動車専用プラットフォームの投入も、2028年と言われていたのが2027年になった。使う電池はアメリカのみパナソニック的なアナウンス。これまた1ヶ月前と内容的に違ってきた。毛籠さん、急速に方向性を変えている? だとしたら興味深い。いっつも書いている通りマツダの技術力や、目標を定めた時の突破力は強烈!

どうやらマツダの中で良い方向のいろんな変革が始まっているように思う。ちなみにMX-30ロータリーPHEVを売って欲しかったとコメントした輩は、100%オーダーすることを前提で! 受注書にサインした人だけ発言する権利を持つ。買いもしないのに「売れ!」というヤツはマツダのトンチンカンな勢力に空気を入れるだけの黄昏野郎です。

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5 Responses to “あららら! MX-30ロータリーPHEV、日本で売らない可能性が出てきた?”

  1. たーすけ より:

    広島に住んでて現行型デミオに乗ってるマツダ好きのものです。マツダのお膝元である広島ですら通勤や休日の1日に1台か2台見ればラッキーという地元でも人気の無さなのところへロータリーPHEVの追加は無謀でしょうね。まだ多少は売れてる同じプラットホームのCX-30に載せれると思いますがスカイアクティブXの二の舞になると株主総会で叩かれたのかもしれませんね。

  2. ととさん より:

    MX-30、独特な雰囲気のデザインが好きなのですが今どきのエンジンスペックでないのが購入に踏み切れない。
    せめてマツダお得意のディーゼルエンジン積んで低燃費なら良いのに燃費悪いガソリン車と高額なEVのみ。
    トヨタの技術供与でハイブリッド載せてほしいです。
    デザインかわいくて好きです。

  3. 猫まんま より:

    面白いことになってきましたね。
    >ちなみにMX-30ロータリーPHEVを売って欲しかったとコメントした輩は、100%オーダーすることを前提で! 受注書にサインした人だけ発言する権利を持つ。買いもしないのに「売れ!」というヤツはマツダのトンチンカンな勢力に空気を入れるだけの黄昏野郎です。
    まさにその通りです。
    SkyactiveXと並んでマツダ信者の信仰心が試される車です。
    まあ100%と言ってもよいくらい口ばかりで買わないでしょうけどね。
    どうせロータリー出すなら骨董品のMAZDA2とかにマイルドハイブリッド搭載して格安で売るくらいしかないでしょう。まあそれでも口ばかりのマツダ信者は買わないでしょうけどね。
    ホント車業界は買わない奴ほど声が大きいから困りものです。

  4. トヨタ車ユーザー より:

    やっぱり安くは造れない・思ったほどエンジンが小さくないという事なのだと思いました。
    PHEVだと、レクサス系・RAV4・アウトランダー・RVRとありますが、どれもそれなり大きくて高くても買ってくれそう。でもMX-30はパーソナルな雰囲気であまり高くはできなさそう。MX-30のEVはホンダe並みの価格だったと思いますが、その価格帯にはすでに大きなbz4x・アリアがいますので、充電できるからと簡単に高くはできない。
    今すぐ・急にだなさなくても、CX系のPHEVや将来の普及型BEVが落ち着いたのち、もう一度ロータリーがふさわしいか検討してもいいかと思います。

  5. けんた より:

    MX30は市場で失敗作(フリースタイルドアのせいもある)としてレッテルを貼られたクルマなので、かりにREエクステンダーがいいものであったとしても売れるはずがないのは自明です。
    またワンロータリーは偏心により振動が起こる構造があるため難しいでしょう。
    さらにREはオイルイーターなので古くからのREファンでないと買った後後悔する可能性もあります。
    新社長は発売中止を決断すべきだと思います。

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