どうせなら全部無料でしょう

6月19日を以て土日祝日の1000円走り放題と無料化社会実験は終了する。気になるのがその後の割引について。翌週の6
月25日から新しい『休日特別割引』を始めるという。内容は「東京都と大阪近郊区間を除き終日半額」というもの。つまり土日祝日の高速道路を半額にしましょう、です。

東京と大阪近郊はどうなるのかというと、6時〜22時の間が3割引き。それ以外半額。大雑把に言えば、定価で2000円までの区間なら6月19日以前の料金と同じ。それ以上の距離を走ると少しづつ高くなる、というイメージです。東京・大阪からだと100kmくらいまでの区間であれば同じ。それ以上値上がり。

東京から岩手県の被災地に行くような場合、6月19日まで往復3千円程度だったのが、1万円く
らいになってしまう計算。ちなみに被災証明を持っている人の高速料金のみ無料化されるものの、被災者のお見舞いに行ったり、物資を運ぶ乗用車は高速料金を支払わないとダメ。足が遠のきます。

その割にトラックやバスを無料にするというのだからヘン。今やトラックやバスが被災地に行く場合、
しっかり利益は上がっているという。ボランティアで荷物を運んでいるケース、ほとんど無いからだ。儲かっている人達に利益を与え、普通の人の負担が増える
というワケワカラン施策だったりする。

・ECOカーアジアは「アメリカに於けるリーフの評価

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2 Responses to “どうせなら全部無料でしょう”

  1. tonpochi より:

    民主党のマニフェストはマニトウ(霊)になってしまいました。
    先生の記述されていること、一体何%の国民が知っているのでしょうか?殆ど告知期間のないまま、施策を実施すると大混乱間違いなし。
    やっぱり、菅さんは疫病神です。とっとと辞任して頂きたい。延命目的の1.5次補正予算なんてとんでもないです。
    この人10年もすれば、日本史上最悪の自己中総理として教科書に載りますよ。

  2. けん より:

    まあ、典型的な票になるところ・圧力を掛けてくるところ、天下れるところには甘い政策〜
    おいおい、税金払ってるぞ!! 

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