またもや自動車運搬船が燃えましたね。関係者の話では「消えなかった」という。電気自動車か?
モーニングミダスという中国からメキシコに向かっていた自動車運搬船がアリューシャン列島西端となるアダック島の南西海上で燃えている。現地時間6月3日の14時に通報あり「消し止められない」というSOSを出した。全長182m。全幅31mで4900台を積載できる大型のフネです。金曜日16時現在は乗員が脱出した無人の状態で日付変更線のあたりを漂流している。
写真/USコーストガード
積んでいたのは中国からメキシコに運ぶ3000台とのこと。うち電気自動車70台。681台がPHEVとなる。出火原因は不明ながら、水を掛けても消えなかったようなので電気自動車の電池が最も可能性高い。中国工場で生産した車両をメキシコで販売してるのはBYDとチェリー、MG、JACながら、BYDについちゃ自社で専用船を持っているし70台は少な過ぎる。
Aleutianの”e”あたりの場所で漂流中
中国車と言えば燃えないLFP(リン酸鉄リチウム電池)というイメージながら、MGもJACもチェリーも燃える危険性を持つ三元系リチウム電池搭載モデルをラインアップしている。下のMG4など三元系です。メキシコは電気自動車のニーズ少ない(年間6千台程度)のが良かった? 681台積んでいたPHEVも三元系を採用しているモデルがあるため、燃える可能性あります。
はたまた70台ということなら下のスポーツモデルかもしれません。量産モデルなら70台ってことはないと思う。現時点でモーニングミダスは傾斜をしていない。電池、燃え尽きたか? 沈まなければ曳航され、燃えたクルマを特定出来る。今までは「電気自動車が怪しい」くらいのイメージだったけれど、燃えたメーカーと燃えた電池まで判明することだろう。
となれば現在進行形で電気自動車の運送に大きな制限掛かっている状況が変わるかもしれない。いずれにしろ遠からず情報は出てくる。燃えた電池を作ったメーカーは市場からフェイドアウトさせて頂きたい。
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燃えたのが電気自動車だったら、どんな場合でも燃える可能性がある電気自動車が社会に混ざっているという事で、いつか大きな問題が起きるでしょうね。
万が一渋滞中のトンネルの中で複数燃えたら、間にいた方々はまず助からないでしょう。地元ですが、慢性的に渋滞が起きる関門トンネルは片側1車線の対面通行、とても危惧するところです。
『電気自動車=危ない』
ではなく、
『三元系リチウム電池搭載車=燃えたら怖い』
と正しく伝わることを祈ります。
自動車運搬船が洋上で燃える現象 過去に何度も起きています 直ぐ思い浮かぶのは ポルシェやアウディを載せた運搬船の出火沈没したケースです
自分が一番疑問に思うのが 運ばれていたクルマは皆新車なわけです ココですよ 問題なのは
どの様なメカニズムで出火して火災事故に至るのか?
この部分をEV製造業界サイドは キッチリと解明すべきで それが出来ない内は 社会的には未完成な自動車であると自分は考えます これが解明され対策されるまでは
自分はEVの購入所有は考えません。