やっぱりね~! 急速充電、利益を考えたらハイブリッドより電気自動車の方がお金掛かっちゃいます

現在存在する急速充電器は、自動車メーカーや官公庁、地方自治体、JH、環境意識のある企業が利益を考えず設置してきた。そればかりか大半の急速充電器って赤字です。電気自動車について知らない人は「急速充電器を増やせ」みたいなことを言うけれど、ビジネスとして成り立たないモノって普及しない。もっといえば高性能の急速充電器ほどお金掛かります。

グリーンクリックチャージ

そんな中、ビジネスベースを考えた『グリーン クリック チャージ』という急速充電器ビジネスがスタートした。ガソリンスタンドのようにある程度の利用者が居れば利益を上げられるという。当然ながら電気料金の他、設置費用やランニングコスト、利益などが乗ってくる。スタート時点での電力料金は1kWhあたり100円とのこと。40kWhチャージしたら4000円。ガソリン車と比べどうか?

プリウスに代表されるハイブリッド車でリッター160円のガソリンを4000円分入れると550kmくらい走れる。リーフだとどうか? 40kWhで260kmしか走れない! 何とハイブリッド車の倍です! 大雑把に言えば燃費11km/L程度のガソリン車と同じエネルギーコストになってしまう。ちなみに自宅で充電すると4000円分の電力で650kmくらい走れる。太陽光発電を導入すれば1300km走れます。

走行100kmあたりのコストにすると、ハイブリッド車=730円。急速充電=1540円。自宅=690円。太陽光発電=310円となる。このデータを見て皆さんどう考えますか? 大手メディアなどは急速充電器を普及させよ、の一点張り。コストなんか全く考えていない。電気自動車は基本的に自宅で充電しないと高価なモノに付く。もちろんお金持ちや仕事ならいくら高くても急速充電するでしょうけど。

電気自動車を普及させるには急速充電器の拡充じゃなく、コストの安い200V普通充電を増やすこと。ショッピングセンターや病院、空港などに200V充電器をドンドン設置していけばいい。太陽光発電を取り入れているショッピングセンターなら、自宅の電気料金と同じ単価で収受したって利益を上げられる。急速充電器はお金持ちか商用に限られると思う。

<おすすめ記事>

コメントを残す

このページの先頭へ