車屋四六の四方山話/新型インプレッサに乗ってみた

1989年にレオーネがレガシィに進化して大型化したので、ジャスティーとの間を埋めるため、1992年に生まれたのがインプレッサ。報道試会は河口湖だった。

初代インプレッサ・スポーツワゴン/河口湖畔で

日本ではステーションワゴンが、商用車扱いで不人気だった。唯一レオーネだけが、舶来のボルボやベンツと共に認知されていた。で、レガシィにもインプレッサにも人気は引きつがれたが、インプレッサはCMで「スポーツワゴン」を旗印に、スポーティーさを売りだした。

そんなインプレッサも、今年で六代目になったので、最上級ST-Hで走ってみた。いまや貴重な存在、ポルシェとスバルだけの水平対抗エンジンで、そこから一直線につながる四駆の機構は、理想的な左右対称。そのバランスのとれた高性能さには定評がある。

水平対抗四気筒は、DOHC・1995cc・NA145馬力・マイルドHBだから+電動機のeBOXER型。フルタイム4WDで変速機はマニュアルモード付リニアトロニク。

全長4475mmx全幅1780mmx全高1515mmは日本の環境に大きからず小さからず走りやすいサイズで、前後室内は必要な広さを確保している。座り心地、ホールド力、前席シートが素晴らしい。中央の11.6吋のディスプレイは、表示される情報が多く、見やすく使いやすかった。

乗り心地の良さに感心。サスのストロークを伸ばし、ダンパーを弱めたのか。なのにコーナーでの安定感、安心感は上々だ。ハンドルに素直な応答、素直な回頭でスポーティーな走りが楽しい。

評判のアイサイトにはじまる安全装備、ACCなどの運転支援装備も最新、これで本体価格338万円なら、安い買い得商品だと思った。少々褒めすぎた反省感もあるが、走って楽しい、走りたくなるのが、六代目インプレッサだった

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