アンドロイドを車載

このままだといよいよナビは店仕舞になりそうな流れになってきた。『CarPley』をド~ンと出してきたアップルに負けじと、マイクロソフトも車載端末を発表したのである。アンドロイドと、ウインドウズ、ブラックベリーに対応しており、ほとんどの携帯端末ユーザーがそのまま使えるシステムになってます。

概要を伝える外国メディア

自動運転を目指すなどクルマの制御系にまで参入してうとしているマイクロソフト陣営だけに、アップルより一段とクルマの機能に食い込もうとしている。例えば液晶画面に制限速度など表示。この機能を使えば、スクールゾーンなどで自動的にクルマの速度を制限する機能を組み込むことが可能になるだろう。

自動車メーカーの多くは制御機能の共通化に否定的である。そのカベに当たったマイクロソフトは、ステップbyステップで魅力的なコンテンツ(安全性の追求など)を提示していくつもりなんだと思う。実際、スクールゾーンでの速度規制は、社会的な評価も得られる。外堀を埋めていく作戦を取ってきたワケ。

ちなみに導入当初の機能としては、ナビやルート案内、AV、電話、メールなどで、スマートホン端末と基本的に同じ。直感的に操作できるタッチ式になると思う。電機メーカーからすれば液晶画面が1つ売れるのみ。ブランドで特色を出すことは出来なくなっていく。日本のナビメーカーにとって最大の危機だ。

よほどの新しい機能を打ち出さない限り、既存のナビが生き残ることは難しくなったと考えます。ただPCも機能が増えると2画面使うのが普通になってきた。ナビ専用画面と、その他の機能を表示する画面を二つ使うシステムも出てくるんじゃ無かろうか。インテリアデザインが変わっていくのかもしれません。

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