カッコ悪いクルマは99.9%売れないです。それが解っていてなぜ売ろうとするのか理解できないす

当たり前ながらカッコ悪いクルマは売れない。これ以上ないくらい明確な証明をしてくれたのがアルファードとヴェルファイア。同じ販売店扱いになった途端、ヴェルファイアの売れ行き激落ち! 今年に入っての月販平均台数はたった200台! 2000台じゃなく200台。アルファード6000台です。600台じゃなく6000台。価格や装備、パワーユニット同じなのでデザインだけの差だ。

もっと言えばヴェルファイアのデザインだってそれほど悪くない。そもそも顔だけですから。といったことからすれば現行プリウスが売れないのは至極当然のことだと思う。プリウス出た時にホンダやマツダの人とデザインについて話をした。すると「あれじゃ売れませんね」。よ~く解っている。現行プリウス、日本で売れるデザインの条件を全て外してます。奇抜すぎでいかんともしがたい。

5月のMX-30の販売台数、たった21台!

MX-30が出た時、トヨタやホンダの人とデザインについて話あった。するとトヨタもホンダも「売れませんね」と即答。私はプリウスもMX-30も売れないと思った次第。ただプリウスの開発チームやMX-30の開発チームは売れるだろうと思って作り、周辺の皆さんも売れると考えたに違いない。徹底的にセンスないか、自分の兄弟の顔つきはどうであっても「良い」と思える人です。

ZR-Vを本当に売るという。見た瞬間「売れないワな」。どひゃ~と驚くくらいカッコ悪い。MX-30のレベルを遙かに飛び越し、プリウスと真正面から勝負できる! トヨタとマツダの人に聞いてみたら「売れない方に1000点掛けます」と私みたいなことを言う(笑)。もちろん好きだという人もいるだろうけれど、世の中いろんな趣味ある。私に対する意見不要。どうぞ買ってください。

レジェンドのモックアップを見た本田宗一郎さんは跳び蹴りで「ダメだ!」と壊したという。これ本当の話でその場に居たOBの方から直接状況を聞いた。ものすごく儲かっている時なら奇妙なクルマを出すのも一興かと。されど今のタイミングで売れないクルマを出せば一段と体力的厳しくなるし,日本市場の採算性が悪化するため割高になってしまう。巡り巡ってクルマ好きが損する。

藤原さんの記事

いずれにしろ直近の5年間で売れるクルマはN-BOXとヴェゼルだけ。ステップワゴンが今のままの受注状況なら上々。ストリームのLPLだった藤原さんが最近ベストカーWebで三部さんにダメ出しをしている。たぶんホンダ独自の文化である「ワイガヤ」の範囲が狭いんだと思う。ホンダのOBは現役世代に干渉しないという妙な掟などあるけれど、本田宗一郎さんはハードについちゃ大干渉したそうな。

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