コメントに対するお答え
TOPに記事に多くの方がコメントしてくれている。いつもご意見を読ませて頂くだけなのだけれど、今日は大きなニュースもないので私の意見など。出来れば全てのコメントに返事を書きたいです。ということでエジプト争乱の件で島倉さんからもらったコメントから。
エジプトの状況から、スエズ運河の通行に支障が出る→タンカーの運行に支障が出る→石油価格が上昇する。と言う風に考えておられますが、そうは思えません。11月頃から「ライブ船舶マップ」http://www.marinetraffic.com/ais/jp/default.aspx を時々眺めていますが、紅海からスエズ運河を航行する船舶は最近3ヶ月のあいだで殆ど見えません。一方、パナマ運河は常時多数の船舶が往来しています。従って、エジプトの政情不安が石油価格高騰に直結するとは思えません。
スエズ運河を通過する船舶は、世界の海峡通船量の5%以上相当するほど多いです。最近はスエズ運河を通れない巨大タンカーも多くなっているものの、未だに通船量の20%が地中海沿岸諸国向けのタンカー。実際、「スエズ運河 タンカー」で検索してみると、閉鎖を懸念した動きが多数出ています。
驚いたことにアメリカ東海岸行きのタンカーまでスエズ運河を通過しています。3ヶ月見えないのは、安全のため情報を制限しているのではないでしょうか? 狙われたら守りきれるモンじゃないです。私らのギョウカイではそういう風に読んだりします。続いて小林さんのコメントを。
RPG
の射程距離は900mで自爆します。もし一発命中してもそれが原因で大型タンカーが沈没はあり得ません。タンカーに射程距離2000m以上の.50キャリ
バー使用のbarret等の暗視装置付き対物ライフル装備の24時間体制のスナイパーチームを配備しましょう。と同時に自爆ゴムボート攻撃を防ぐ為の完全
武装の一個小隊チームを3交代24時間体制で配備。メイン装備は.50キャリバーのM2重機関銃がいいでしょう。夜戦ならスタングレネード(閃光手榴弾)
で無力化したゴムボートは蜂の巣です。アメリカではイラク戦争の長期化で軍隊上がりが有り余ってます。そいつらをPMC(民間軍事会社)経由で雇いましょ
う。これで日本向けタンカーは安泰です。
スエズ運河は”掘り割り”の区間が長く狭隘部190kmにおよび、しかも水面幅が300mしかない。また、タンカーを沈没させる必要もありません。ブリッジ狙うだけで航行するタンカーは激減すると思います。電波を発信しないで撃てるRPG7を避けるのは非常に難しいと言われています。
不穏なことに原油価
格ジワジワ上昇中。今やドバイ産の東京スポット価格でバレル97ドルを超えた。ガソリン140円突破も時間の問題かと。もちろんエジプト争乱が収まってくれれば心配なくなります。続いてアイドルストップについて取り上げた時に頂いたコメント。内容的に少し乱暴だと思いました。
ウィ
キペディアの資料によると、アイドルストップによって燃料消費を節約する為には5秒以上止めないと効果がないと記されています。つまり、アイドルストップ
も5秒以内を繰り返していると燃費は下がり、バッテリーの負担は増え、環境にも良くないことになってしまいます。私は、プリウス、インサイト、CR-Z、
Vitzを試乗しましたが、プリウスはモーターで発進できるので5秒以内でエンジンがかかることはないと思います。
「5秒以上止めないと効果無い」の根拠が解らないです。CT誌で行ったテストでは、3秒で明確な差となりました。しかも効能は絶対的な秒数でなくエンジンに
よって違います。始動時に濃い燃料吹く旧世代のエンジンだと10秒だって怪しい。基本的にウィキなんたらは専門家の監修も無く、CSIみたいなモン。
ちなみにメーカーが採用しているアイドルストップ装置は、バッテリー寿命を考した上で、1秒でも「止めた方がよい」という前提。また、私は普通のクルマであれば5秒でも止めません。少なくとも私のWebでウィキなんたらから引っ張ってきたデータは根拠にしないで欲しいと思います。
今後もレベルの高いコメントを楽しみにしています。ちなみに誤解を招く可能性あるコメントに関しては厳選していこうと思っています。
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スエズ運河のコメントはおバカな内容でしたがご返事ありがとうございました。大学院の修士課程で「論文書き=文章書き」を徹底的に特訓されましたので、他人様にお目せする「文章」に関しては「おバカな内容」の時も「真面目な内容」の時も内容について問われた時にはキチンと説明できる(←というか『論文』=一切の言葉による説明なくただそれを読ませるだけで相手に自分の主張を否応なく納得させる「有無を言わせない戦略的な文章」と繰り返し教え込まれました)コメントを書いているつもりです。ですからペンネームなど使わず実名で投稿しています。それくらい腹が据わっていないと公開の場で皆が見る「文章」なんて披露できないと指導されましたので(なので「書きっぱなし」の2chは嫌いです)。これからもよろしくお願い致します。
…最近のガソリン高でハイオク低燃費の中古トルネオ君が財布を激しく攻撃するので(笑)「困ったな…」と思っていたらディーラーに平成12年式EKシビックRi(LEV)が入庫してました。走行距離28,000kmの掘り出し物! 外装も新車の様にビカピかでモール等のヤレも一切ない新車みたいなクルマで「ライトニングシルバー」という珍しい色だったので早速試乗しましたが…運転してて全く面白くない。公用車のカローラバンみたいな感じで走らせてて何の「高揚感」もなく5分で飽きてしまいました(笑)。で帰りにトルネオ君に乗ると100m走っただけで楽しい!(謎)。
…これって何なんでしょう? 「エンジンフィーリング」でしょうか? よく外車専門誌に書いてある「味付け云々」の類でしょうか? これを「理論的に」解説した文章を一度読んでみたいです。F20BとD15Lの「何」が違うから「高揚感」の差異が生じるのか知りたいものです。
お忙しい中、ご指摘有難うございます。確かに根拠なないものを前提に話を進めてしまったこと申し訳ございません。反省しております。
本題の内容に戻ると、アイドルストップで折角エンジンストップしたのに信号が青になる前にエンジン掛かってしまうこと、Vitzの試乗で経験しました。
これは、エコ車でも快適性を優先しているからということですね。私もそこは改善した方がいいかと思います。
寒さ、暑さに関する許容量というのは人によって違うものですから、例えばブレーキを踏んで止まっている場合のエンジンを停止する最低秒数を設定できるようにして貰えたらいいですね。
アイドルストップ5秒説は、おそらく財団法人省エネルギーセンターのHPに書かれている、エンジン始動時はアイドリング5秒間の燃料消費量に等しい説が、元説じゃないかと思います。
http://www.eccj.or.jp/recoo/annai/page_annai02.html#D04