アイドルストップ用のバッテリー、1万km/1年半でオシャカ。ディーラーで交換を推奨されたそうな

アイドリングストップのバッテリーはヘタりが早いと言われる。本日取材したクルマ、新車で買って1年半&走行1万kmなのにアイドリングストップしなくなってしまったそうな。普通にエンジン始動させることは出来ても、バッテリー起因の理由によりコーションランプ点いてアイドリングストップせず。ディーラーに持って行ったら「バッテリー交換です」と言われたとか。

いくら何でも寿命短すぎでしょう! 考えて欲しい。1万km走って節約出来る燃料代はせいぜい30~40L程度。軽油だと上を見て4000円だ。一方、アイドリングストップ用のバッテリーを交換するとなれば3万円は覚悟しなくちゃらならい。全く辻褄が合わないっす! だからこそトヨタはRAV4もヤリスも費用対効果を考え、アイドルストップ機能を付けなかった。

どうしたらいいか? 私の場合、アイドルストップを使わないようにしている。ボルボXC60D4はアイドルストップ機能をオフにするスイッチ無し。ただマニュアルレンジを選ぶと(セレクトレバーを横に移動させるだけ)エンジン止まらなくなるのだった。したがってすぐに走り出すような信号や一時停止、渋滞時などで停止する際、マニュアルレンジにしてる。結果、今でもビンビンだぜ。

アイドルストップさせなくても生涯燃費14km/L台です

加えて一時停止のように「止まってすぐ始動!」のような短いエンジン停止、燃費はほとんど改善しないし、バッテリー作るときに二酸化炭素出す。トヨタは様々な走行パターンを検証した結果「総合的な排出量で考えたら止めない方が環境にやさしい」となったそうな。アイドルストップ、もはやCAFE燃費を追いかけるための機能と考えた方がいい?

もちろん私も踏切待ちや、長い信号待ちの時はアイドルストップさせている。でも東京都内だとDレンジのままで乗っているときの500分の1くらいしかエンジン止めない。もちろん車種によっちゃ5年以上バッテリーが持つ可能性だってある。普通に使いダメになるまでの期間をチェック。最初の車検まで持たないようであれば、アイドルストップさせないという選択肢もあると思う。

また、アイドルストップさせないなら、交換用バッテリーはリーズナブルな普通タイプを選ぶのもよい。逆にアイドルストップ用バッテリーを使いエンジン止めないようにすると10年くらい持っちゃうかも。いずれにしろ燃料代を4000円しか節約出来ないのに3万円以上のバッテリーを交換するのは意味無し。常時アイドルストップの時代は終わった、と思う。

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