キャシュカイMCしたらヒョンデ? 日産の数少ないストロングポイントだったデザイン、大丈夫か?

日産のデザイン、アルフォンソさんになってからイッキにカッコよくなった。されどノートのマイナーチェンジを見て「あれれ?」。さらにJMSに出展された日産のコンセプトカーときたら酷いこと! どうしちゃったのか、と思うほど。JMSで人が多かったの、怖い物みたさです(笑)。実際、JMS後に展示されていた横浜GHQも銀座ショールームも閑古鳥鳴きまくっていた。

そしてキャシュカイのマイナーチェンジである。日産のエンブレム無ければヒョンデかオペルにしか見えない。アルフォンソさん、誰かに任せたのか? マイナーチェンジしたノートの売れ行きを見ても解る通り、デザインって本当に大事だと思う。このまんま日産のホンダ化がすすんでしまったらどうか。こら相当厳しい。日産のじり貧は止まらないかもしまれません。

まぁ日産の場合、新し過ぎるのかもしれません。現役の時は高い評価を受けていなかった34のGT-Rがスンゴイ人気! そればかりか人気無かった33まで高い。後輪駆動セフィーロとかも厳しかったけれど、今や東南アジアを含め引っ張りだこ。フィガロやPAOの人気たるや、同じような存在ながら全く話題にならないWiLLと対象的。日産のモデル寿命、途方もなく長いのかもしれない。

そう考えるとアルフォンソさんの狙いか? ただ残念なことに上記のモデル、前述の通り新車の時は売れなかった。大半のモデルは利益を出せず絶版になり後継車を作れなかったのである。今の日産に必要なのは30年後に高騰するモデルより(売れなかったので希少価値もある)、明日売れるデザインだと思う。次に出てくる新型車で日産の方向性が見えてくることだろう。

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2 Responses to “キャシュカイMCしたらヒョンデ? 日産の数少ないストロングポイントだったデザイン、大丈夫か?”

  1. ぱんだこぱんだ より:

    昔から日産はマイナーチェンジがヘタだと思うんですよね。
    発売当初の斬新なデザインを凡庸にする天才というか…。 
    キャッシュカイなんて本当に魅力的だったのに、新興国向けの安いモデルと見間違えるぐらいのダサさに変わるという失態。
    もう小手先のデザインチェンジは止めて、中身のあるしっかりしたマイナーチェンジをしていって欲しいですね。

  2. アミーゴ5号リボーン より:

    日産のデザインは、先を行くコトが多いと思います。最初「うわっ、やってもうた~」と思っても、後々降参したことが何台もありました。

    特に丸い3代目マーチは、発売当初はホントに終わったと思いましたから。だから日産デザインは、難しいし面白いし素晴らしい。

    すっかすですね、先だってのショーモデルや、最近のヒゲ宇宙人マスク、今回のヒュンダイ顔は、明らかに人を選びます。その選ばれる人は、少数派でしょう。

    まあデザイン部門も、何代も何代も同じプラットフォームでデザインせねばならず、新世代のメカをベースにしたプロポーションやシルエットで勝負できない。小手先に頼るしかない訳で、お気の毒としか言いようがありません。

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