シトロエンAMI、モンテカルロのローズヘアピン攻めたら見事なロールオーバーで撃沈す(大笑)
シトロエンの超小型電気自動車『AMI』は御存知だと思う。450kgほどのボディに8馬力のモーターを搭載。45km/hくらい出ます。100万円。フランスだと14歳から運転出来る。安全な乗り物かと思っていたら、さもありなん! モナコのロウズヘアピン(今はロウズホテルじゃなくフェアモントホテルになりました)に突っ込んで行ったらロールオーバーしちゃったという動画です。
そいつが下のリンク。ロウズヘアピンはF1コースの中で最も通過速度が低いと言われており50km/hを切ることもあるらしい。したがって45km/h出るAMIでスリックタイヤも履いていなければ、十分オーバースピードになる。攻めたらどうなるかというのが動画で解る。超危なかったと思う! 60cm前にガードポールが当たっていたら死んでたに違いない。
なんで攻めていたのは不明ながら(コーカソイドの皆さんは理由なんかないですね)、驚くべきがAMIの安全性。重いバッテリー積んだ積んだ電気自動車ってコケないかと思っていた。まぁAMIのバッテリーって5.5kWhしかないので、上を見ても40kgぐらいしかない。そのくらいの重量だと低重心にゃなりませんな。いずれにしろAMIはロールオーバー試験をしてなかった?
シロトエンのようなメーカーが安全性を担保していなかったことに衝撃を受けた。ちなみに軽商用車のルーフに荷物を載せた時のロールオーバーテストについてメーカーに聞いてみたら「純正オプションに設定されており、設定重量を守って貰えれば大丈夫だと考えます」。ぜひ試験してみたいと思うのだけど、転倒上等の覚悟が必要。ハイゼットに30kg積んだらコケる自信しかない(笑)。
情報提供/徳田さん
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前後同じマスクのEVですよね。死亡事故に繋がらず、なによりでした。ショックアブソーバーを使っているなら、ネオってたら曲がれたかも!?等と勝手に妄想しております。
背高軽自動車のルーフ荷物満載での実証実験、是非やって欲しいです。
「あんしんあんぜん第一、私財を投げ打ち八丈島に散る!」を楽しみにしております。
というのは、もちろんおちょっかいです。
m(_ _)m
最近は、法規やらSNSやら安全確保やらが大変なのでしょう。廃車上等の企画が、めっきり無くなりました。けど軽自動車がファーストカーでキャンプ流行りの昨今、安全の限界を見える化する意味でも、意義があると思います。
軽自動車ナンバーで乗れる「c+pod」を真剣に検討しておりました。
自分でこのような運転をするつもりはないですが、VSCが付いていれば大丈夫なのでしょうか。
下り坂のヘアピンカーブで回り込んでいる、これ以上ないくらい条件が重なっていると後から判明しますね。
ちょっと知識ない人でも「まあ四輪だし大丈夫だろ」
ちょっと知識ある人でも「まあ非力(8PS)だし、EVで低重心だし大丈夫だろ」
作ったシトロエンだって「そんなスピード出るように作ってないから大丈夫だろ」
教習所でも教わる「だろう運転は禁物!」ってことでしょうか。
いい勉強になります!