スタッドレスタイヤを認めない、という区間が公開された
突如始まる「スタッドレスタイヤ装着車でもチェーン付けなければ通さん!」の13区間が発表された。私の行動範囲では2カ所。中央道の須玉~長坂と、国道138号線の小山町須走~山中湖村平野です。影響大きいのは交通量の多い中央道である。勾配は6%。鉄道ファンなら「その程度の勾配は鉄車輪と鉄のレールのミューでも登れる」と思うことだろう。その通りです。
須玉と長坂の区間、積雪時も圧雪も走ったことあるけれど、FF+スタッドレスタイヤで何ら問題無かった。相当の大雪降ったとしても、頻繁に除雪するか、気温それほど低くないため(マイナス10度を下回ると氷の状態でもグリップします)融雪剤撒けば対応可能。あえてチューン装着車しか通行させないというほどのレベルじゃないと思う。なぜこの区間なのか理解出来ず。
本当の大雪など希。その時に限り集中的にラッセル車を走らせ(この区間は3車線あるため、大雪でも追い越し車線に雪を貯められる)ればいいだろう。中央道という大動脈がチェーン規制のため大渋滞するようになったら本末転倒だし、大雪の中ドライバーがチェーン装着する手間を考えたことあるんだろうか? 最も短絡的な「スタッドレスタイヤでもチェーン」は案PON単です。
加えてスタッドレスタイヤでも通行禁止は、一番性能の低いトラック+スタッドレスタイヤ+ドライバーの技量を考慮したもの。少なからぬ運送会社が燃費やペイロード(荷物搭載量)を犠牲にしてまで雪道走行を得意とする6×4(後輪2軸駆動。基本は後輪1軸駆動です)を降雪地域で運用している。もちろんベテランドライバーや性能高いスタッドレスタイヤ使う。その努力台無し!
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