スバル、1800ccターボの生産を再開していた

4月上旬「レヴォーグ等に搭載されているスバルの主力エンジンCB18に大きな不具合が出て生産ラインが止まっている」と第一報。その後「対策を検討中。生産再開まで2ヶ月半ほど掛かる」というニュースが続いた。2ヶ月半も主力エンジンの生産が止まるというのは結構深刻なトラブルだ。そもそも2ヶ月半で済むかどうかも怪しいという尾鰭まで付いた。その後どうなったか?

5月26日にリコールを発表している。内容見ると「EGRの圧力センサーが排気ガスにより腐食をおこしてデタラメな信号を出し始める。結果、エンジンパワーにムラが出たり十分な加速をしなくなったり止まってしまう」というもの。エンジンが始動しなくなったり、ギクシャクしたりする大きな不調になったすることもあったようなのでユーザーは不安だったと思う。

最近のエンジンは多くのセンサーから情報を受け取り制御。燃費やクリーンな排気ガスを実現している。EGR(排気ガスを吸気系に戻す)の量は重要。ということで対策は不具合の出たEGR圧力センサーを対策品に交換し、エンジンコントロールユニットを書き替えるというもの。リコール対象はレヴォーグとフォレスター、レガシィとなり台数は5万2841台という規模。

ちなみに不具合が出た確率は0.8%だったという。分母を5万2811台なら422台に不具合出たということになる。このくらいの台数で不具合出るとけっこうな騒ぎになるのね。すでにリコール対応は進んでおり、工場生産も再開したとのこと。実際、7月はフォレスターもレヴォーグも昨年同月より登録台数も多かった。1800ccの新型アウトバックに試乗してみたい。

 

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2 Responses to “スバル、1800ccターボの生産を再開していた”

  1. CX-60 より:

    いまはまだお盆休み中ですが、その休み中のスバルディーラーにこっそりとソルテラが飾ってありました。
    いまのところ、未対策なので受注・試乗・使用中止状態ですが、今飾ってあるということは、お盆明けに対策開始・受注再開になるのか。
    それともBYD ATTO-3を待った方がいいのか。
    YoutubeにもATTO-3の試乗動画が出始めている。

  2. トナカイパパ より:

    国沢先生の「1800ccの新型アウトバックに試乗してみたい。」このお言葉、お待ちしておりました。 私はリミテッド(タン内装、サンルーフ付き)、9月納車予定だす。 Eモードでのゼロ発進と、カヤバの足に不安を感じつつ、フレームの安心感と世界観、積載量(車中泊)に魅力を感じ、スキー場エクスプレスとして、契約しました。 アイサイトは試していません。
    走る、曲がる、止まる、からの判断です。
    フラッグシップと言うよりは、現実可能な範囲内の贅沢感を、期待しております。

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