ソニーホンダモビリティのソニー担当部門(エンタメ)の基本保証は1年か?

ソニーホンダモビリティの『アフィーラ』で最も興味深いのがソニーが担当するエンタメやAVの保証期間だ。クルマの場合、使用環境が厳しい。なんせ直射日光が当たる車内は気温60度にもなるし、走行中に様々な衝撃を受ける。クルマの保証は基本が3年。ホンダであれば7年前の延長保証プラグラムに入れます。ソニーの基本保証を調べてみたら1年。延長保証プラグラムだと最長5年になっている。これを7年まで延長するだろうか?

おそらくソニーにはクルマと同等の耐久&耐候プログラムの基準が無いと思う。これから暴露や振動耐久試験を行うのだろうけれど、けっこう時間掛かります。半導体単位での耐久性見直しが必要になってくるんじゃなかろうか。はたまた5年の延長保証をオーダーしてもソニータイマー稼働して5年1ヶ月でトラブル出たりしたらいかんともしがたい。修理だってアッセンブリー交換対応だったら、すんごい費用になってしまうことだろう。

さらに起動時のバグなども許されない。1000回起動して1回バグ出たら自動車業界的には使い物にならないです。CESでこういった質問したジャーナリストはいなかったらしく、保証内容やバグについてソニー側に誰も聞いておらず。ちなみにホンダに聞く必要無し。ホンダは自動車業界の慣習を守ってくるでしょうから。いずれにしろ保証期間切れてから500万円近いソニー担当部門のトラブル出たら厳しい厳しい修行なりますな。

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6 Responses to “ソニーホンダモビリティのソニー担当部門(エンタメ)の基本保証は1年か?”

  1. 猫まんま より:

    さすがにソニータイマーは都市伝説だろうけど家電基準と車基準で求められる信頼性が別次元なことは事実ですね。果たしてソニーの品質基準が通用するのか?まず無理ですよね。ソニーがまともな会社なら発売延期の繰り返しになるんじゃないかと。知人が某メーカーの開発に居ますが【プリウスの制御プログラムなんて動いてるのが奇跡ってレベル】だとか。3代目FitハイブリッドがあれだけリコールやらかしたのはDCTの本家のZF社ですらやったことのないDCT+アシスト駆動、回生、を1モーターでやろうとしたから不具合続発したわけですから。そう考えるとホンダのソフト開発陣は非常に優秀ですかね。自信が有るなら初期保証期間を長くしないと地雷そのものですね。

  2. z151 サンバー愛好者 より:

    ソニータイマーは標準装備しなくていいんじゃないかと休日にまたくだらないことを妄想しています。
    自動車って確か通常の保証が3年、重要部品の保証が5年だったはず。
    3年って最初の車検ですし、5年だと2回目。
    1年保証だと「新車の香りが(笑)」なんて悦に浸っている時期じゃないですか、ヤダー!

    以前何で自動車メーカーの半導体って2世代くらい前のもの使うのかって国沢さんの記事で書いてあったと記憶しています。
    使用条件が過酷な上、命に関わる可能性がある自動車だから安定性や耐久性にリソースを置かざるを得ない…確かそんな内容だったと思います。
    調達コストとか色々他にもあるとは思いますが。

    また大分脱線しました。
    ソニーが次々新しいアイデア出すとして、ホンダがイマイチ乗ってこない、もの凄い手前に締め切りがある感じという話がありました。
    多分耐久試験云々のプロセスや試作品準備等があってそういう時間設定になるのが「開発スピードが遅い」ってソニーからは見えるんだろうなと。
    ホンダからすれば「それ、過酷条件で3年(或いは5年)保ちますかね?」

    マグナ(シュタイアー)は展示車レベルだったら深く検討せずアイデアを形にはしてくれるでしょう。お金さえ支払えば。
    市販車だと「お金次第で作りますけれど、詳細な設計図下さい(必須)」になるのではと思います。
    詳細な設計図から作ってくれて、尚且つ量産するラインを持っているパートナーがホンダだったのでは?と妄想します。

    色々苦言挙げてますが、ソニーのたった1個のスピーカーで3Dの音を鳴らす技術とか、グラボとCPUのスコア考えるとゲーム機というより小型スーパーコンピュータに一歩踏み込んでいるようなプレステとかリリースしている会社なので、頑張って欲しいのは確かです。

  3. CX-60 より:

    ソニー製の車載品なんてカーオーディオ・ナビしか思いつきませんね…。カーナビサイズの液晶なら車載スペックで作れるのか、それをいっぱい横に並べれば(笑)
    桁違いに環境が緩い液晶テレビ・オーディオは、良いのを買うとお店が5年7年延長保証をしてくれます。
    さて、それを車載で実現できるかどうかですが、きっと無理でしょう。サーバーやハイスペックPC並みの冷却システムを搭載して、ダッシュボードの裏で冷やしながらの構造になるんだと思うんです。
    だからそれを見越してこの地味だけどAV・エンタメにに凝った車に1000万円!?もかかるようなプランが出てくるのではないかと。
    この車はきっとサブスク・リースで乗らせることになるので、不具合が起きたらさっと代車を用意して対応!テスラでは代車もなく苦労したようですが、ホンダの販売店を利用して対応が行えればフォローできると思うんです。そのくらいできないとテスラでいいじゃん!と言われてしまうと思います。
    と考えると、ユーザーレベルでいろいろな不具合を克服する小技が情報交換されているテスラはおもしろいなあと思います。起動しなくなったら、最深部の電源を落としてドアミラー折りたたんで何分放置しろとか、いろいろあるみたいです。

  4. 猫まんま より:

    そう言えば私の愛車のMP3オーディオデッキはソニーです(爆笑)ただ単に安かったから。8年くらい使ってるけどまだ現役です。ソニータイマー壊れてるから修理に出さなくちゃいけないのかな?まあカーオーディオなんてソニータイマー発動しても笑って済ましますけど車はそうはいかないですけどね。結局今まで安物の品質が悪い部品ばかり使ってきてソニータイマーなんて言われるようになったのは自業自得ですね。通信業界なんて最近はすっかり影が薄くなったけど信頼性でNECの製品が多いです。やっぱり今までの実績が一番大事ですね。自動車関係の制御機器なんてびっくりするほど古いもの使ってます。なぜかというと信頼性の問題ですね。NASAが宇宙船打ち上げに使ってる制御用PCなんて枯れてるからPentium100のPCとか使ってるという話です。

  5. VAB乗り より:

    未だに”ソニータイマー”なんて言葉が残ってるんですね。ソニー製品はいろいろ買いましたが、保証期間切れたとたんに壊れるなんてことは1度も有りませんでした。
    残念ながら製品のソニーらしさはすっかりなくなってしまったので、今は購入するものが有りませんが。

  6. 二級人 より:

    ソニーもホンダも先進性のイメージを売りにする企業ですが、納入業者から見れば、無理難題を押し付け仕事を丸投げし高圧的な振る舞いをする企業です。それは自らに技術も資源もないことを示しています。

    ソニーホンダモビリティーは、類は友を呼ぶ、悪魔の連携あるいはサタンの提携のような話です。早晩、利益相反におちいり破綻して行くように思えます。

    あるいは、単なるイメージ戦略で先進性をアピールするだけのアドバルーンないし観測気球と考えればいいのかも知れません。量産するとはとても思えません。

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