デトロイトショー
デトロイトショーは3日間くらいに渡り、各社出展内容を公開していく。したがってプレスディ初日は半分程度のメーカーしか情報が出てこない。ということでやっと出そろった内容をチェックしてみると、残念ながら目新しい技術や発表は全くありませんでした。TVや新聞を見ると「せっかく取材に行ったのだから何かそれっぽい記事を作らなくちゃ!」みたいに担当者が考えるらしく、プラグインハイブリッドやクリーンディーゼル、アルコール燃料車を新技術のように取り上げてます。内容を吟味すると、プラグインハイブリッド車は今まで発表されていたのと同じもの。トヨタのクリーンディーゼルだってトラックと同じ尿素水使うV8で、これまた何度も紹介してきた。アメリカ勢の得意技のように紹介されているアルコール燃料車など、技術的には容易。日本のメーカーだってその気になればすぐ対応出来ます。アメリカ、今年も伸び悩むこと必至。それよりインドが熱い! どうやら多数のメーカーから3千ドルカーが出てきそうな雰囲気になってきた。一方、中国は3千ドルカーのニュースに接し、どうやら「こら危険!」と判断したらしい。そりゃそうだ。3千ドルカーの増加は、エネルギー問題の発生とイコール。安いクルマを排除しようという動きが出てきた模様。
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