トヨタ、リアルタイムで進化する新鮮な地図を作ろうとしてます
運転アシストには精度の高い地図が必要となる。考えて頂きたい。自分でハンドル握って走る際、初めて走る道と毎日走っている道でどんな違いがあるか? 初めて走る道だと全てのことを自分の目で見て頭の中で処理し、ハンドル操作したり速度を決めたりするだろう。されど知っている道だとそういったことに処理能力は使わず。他のクルマの流れなどまでしっかり観察する余裕出てます。
運転アシストも同じ。どんな道なのか解っていれば、その分だけ処理能力を他に使えるのだった。さて。今まで日本の地図は日本の地図屋さんによって作られていたものの、新鮮さという点で大いに物足りなかった。そらそうだ。日本中の道を継続的にチェックすることなんか出来ませんから。世界一の精度と新鮮度を持つと言われるグーグルの地図だってタイムラグあります。
トヨタはコレを何とかしようと考えた。最新世代のクルマはカメラなどの情報や位置を常時チェック出来る(個別の車種の位置判定はしない)。極端な話、道路の形状が変わったり、工事で片側通行していることまでリアルタイムで解る。そいつを地図データとして使えば、交通量の多い区間だと”ほぼ”リアルタイムで道路のデータとして吸い出せる。これを地図として使うと、もう鬼に金棒!
そんなことをトヨタはやろうとしているようだ。すでにコネクテッドカーについては情報をクラウドに流しており、走行レーンまでリアルタイムで解るそうな。進化させていくと、常時最新の地図データを提供出来るワケです。自動運転は遠いけれど、高性能の運転アシストについちゃ出来るようなるんじゃなかろうか。運転が楽になるだけでなく、安全性も追求出来る。他のメーカーは合流しないのだろうか?
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googleがゼンリンの地図を利用しているときは、ほぼ正確だったし、利用価値がありました。
しかし、自社製の地図を提供するようになってから
、主道と脇道の表示が逆だったり、通れない道を表示したりしていて、今一信用できません。何年も前から指摘されていましたが、未だ改善されていません。
世界規模でみたら、小さい日本市場などどうでもよく、利益第一主義で考えているからでしょう。
トヨタが自動運転のためとはいえ、自社製の地図を提供しようとしていることは、私たちにとって大きな利益だし、日本国民としてありがたいと思います。トヨタを応援したくなります。
トヨタG-bookやホンダインターナビなど、コネクテッドの始まりはだいぶ昔にありましたが、ストレージがCDorDVD-ROMにガラケー相当の回線ではなかなか難しかったのだと思いますが、楽しい試みでした。
精細な3D地図と車車間通信もあれば、鬼に金棒だと思います。国は車車間通信には否定的なようですが、邪魔しないでほしいな。
知っている道での落ち着きに対して、初めての道での得も言えぬ不安感。そんなドライブも、後者はカーナビのおかげで随分軽減された。
今後は「うちのクルマが道を知っているから大丈夫」、そんな会話が当たり前になる日が来ると感じた。
グーグルで基本的にナビ機能の代わりは大体OKなのですが、たまにやらかしますね。
我が家の近所でも何も知らずに案内されたら前にも後ろにも進めなくなるポイントが数か所あって、登録上「道」だけど中央部が階段状とか、(両側は自転車を押して通れるくらいのキツイスロープ)下を通る鉄道線路をまたぐ跨線橋は幅ギリギリ2mくらいしかなく、実質的に人と自転車しか通れないとか。
道を下った先の数mが階段になっていて、バックで何十mも戻るしかない(バイクだとバックできないので万事休す)とか。
知っていれば近づきませんが、知らずに案内されるとどうにもならないレベルのトラウマになります。(笑)
どれもゴリゴリの改造ジムニーならワンチャンありそうな気配が。(笑)
トヨタのコネクティングサービスネットワークで随時更新される「生の地図」だったらそういった心配はしないで済みそうですね。
ラジオで交通情報って1時間に1回くらい流れますが、渋滞や事故情報の主だったものしか判りませんし。
お気に入りだった飲食店が閉店していたりとか違う店になっていたりとか結構街って新陳代謝しているものですが、そういうのも知りたかったり。
その内「ちゃんとしたオクタン価のハイオクを扱っているガソリンスタンド」とか分かるようにして欲しいところです。(笑)