トヨタ、自動ブレーキ性能で遅れ！ 最下位に？
自動ブレーキ性能で大きな遅れを取ってしまっているホンダながら、新型アコードからマツダや日産と同じモービルアイ社の新世代カメラを採用している可能性が出てきた。というのもアメリカホンダは新型アコードの発売にあたり「新しい運転アシストを採用している」と言ってます。
ちなみに現時点での『ホンダセンシング』は、新型N-BOXに代表される軽自動車や、フィット級なら「ライバルと比べても負けていないというか、やや優勢」。トヨタのレーザ－＋カメラの簡易型や、多くのメーカーのレーダー式より優れている。ただミドルクラス用としては大負け。
例えばJNCAPの歩行者制動では最初から「止まれないのでパス！」と試験を辞退しているほど。ちなみにマツダや日産の新世代モービルアイを使っている自動ブレーキは、クルマの陰から出てくる歩行者に対し、成人ダミーで45km/h。子供ダミーも40km/hで停止出来ている。
トヨタのレーダー＋カメラの新世代システムは、大人で35km/h。子供だと止まれない。今後、マツダと日産、おそらく三菱自動車もモービルアイを採用していくだろうから、トヨタとホンダは大きな差を作られてしまう、と思っていたのだった。そんな状況の中、ホンダが前に出てくる？
ホンダは技術＆ノウハウの蓄積を持っているため、モービルアイ使ったらイッキにTOPクラスの性能引き出してくることだろう。となるとトヨタどうする。歩行者を認識出来ないレーザー＋カメラのセーフティーセンスCについちゃ、もはや使い物にならない。採用をやめていくべきだろう。
歩行者認識も出来るセーフティセンスPは、大幅なセンサーの性能向上策をとるしか無いと思う。夜間の歩行者を認識出来るようにしようとすれば、数倍の性能が必要。改良ベースだと難しい。自動ブレーキ性能だけ遅れを取ってしまっている状況に、車種開発担当者はみんな怒ってます。
昨日試乗会に行ったカムリのCEもハリアーのCEも多いに不満らしい。こればかりは車両側が努力したっていかんともしがたいですから。
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