トラックの自動ブレーキ

悲惨な事故となる大型トラック追突事故の防止に絶大なる効果を持つ「自動ブレーキシステム」の普及へ向け、ホンの少しながら国交省が動き出すようだ。すでに日野自動車などがオプション設定している装置で、常時ミリ波レーダーで前方を探知。急速に車間距離詰まるような状況になれば自動的にブレーキを掛けるという内容。ここまで読んで「なんだ。ホンダやトヨタなどがとっくに実用化してる技術じゃないの！」と思う人も多いだろう。まぁその通りです。単に国交省の対応が遅いだけ。役人にとちゃ面白味の無い「後追いでの普及推進」とあって２００７年度は補助金を付けるだけの対応になりそう。現在５０〜６０万円くらいになるシステムの半分を補助する方針だという。どうせやるなら全車標準装備化すればいい。現在の価格、ごく一部の安全意識が強い企業しか買わない場合のコスト計算によるもの。全車標準装備化を義務づければ、それだけで半額になります。２５万円くらいになってくると、税金の減免措置や保険金額の見直しなどで購入価格分をカバー可能かと。

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