ドカティで日本1美味しいアジフライを食べて帰ってきたらホンダF1撤退だって。またかよ
連日辛い仕事が続く。今日は秋風が吹く素晴らしい好天の日に、少し楽しもうとしたら免許無くなっちゃいそうなドカティのディアベル1260Sに乗るというもの。走り出すやずっと辛抱しなくちゃならん! といってもクルコン付きなので高速道路快適至極ですけど。バイクの試乗レポートについちゃ月末発売のエンジン誌でお届けするためこのあたりで。
目的地だけれど、天気の良い日の修行だからして海沿いのうまいモンを喰いに行くことにした。実は先週から走水の「かねよ食堂」か、アジフライ評論家から日本一ウマいアジフライに推されることも多い味美食堂など訪れてみたいと思っていたのだった。ちなみに下は走水の海岸にある「かねよ食堂」。古民家を使ったレストランで最近人気上昇中。めちゃ雰囲気良いです。
ただオトコ1人だと寂しい。ということでアジフライを選ぶ。味美食堂、10人くらいで一杯になってしまう小さなお店です。いつも並ぶ人気店ながら今日は空いていた。すぐ入れました。走水港はブランドアジで有名。そこから直送されるだけに、刺身も抜群だという。両方食べたい誘惑を断ち切り、本命アジフライ。身が厚く(魚体が大きい)アジフライにつきものの尻尾などなし。
フワフワのサクサクでなるほどおいしい! 臭みや小骨などに代表されるアジフライのネガティブな面を持っていない。アジフライが嫌いだという人はぜひチャレンジしてみて欲しいです。私も20年くらい前までアジフライ嫌いだったけれど、美味しいヤツを食べてから大好きになっちゃいました。目の前の海はいつも私が釣りしに来る海域。今日は凪で最高の釣り日和です。
帰宅したらホンダが17時から緊急記者会見を開くという。直感的に「F1撤退だな」と思った。理由は新型コロナ禍による財政事情悪化と関係無く、地球温暖化ガスの排出量削減(カーボンニュートラルやカーボンフリー)に向け技術力など経営資源を集中するためとのこと。ただCAFEと呼ばれる日本やヨーロッパの二酸化炭素排出規制は10年も前から決まっていること。
なのにF1のパートナーであるレッドブルへは今年8月に撤退を伝えたという。新型コロナによる財政状況悪化との関連性ないのなら、もっと早いタイミングで活動終了をレッドブルとアルファタウリに伝えておくべきだろう。チーム側からすれば2022年から新しいパートナーを見つけなければならない。マナーという点であまり好ましくないです。もっとハッキリ言えば「カッコ悪い!」。
ちなみに八郷社長自ら「来シーズンは新しいパワーユニットを投入してチャンピオンを獲る」と言い切った。今まで撤退するチームやパワーユニットが最後まで戦闘力をキープ出来たことはない。皆さん会社や組織を辞める時をイメージして頂ければ解る通り、最後はヘロヘロになってしまう。その場を取り繕う発言で感じ悪。都合の良い時だけF1を利用するという姿勢も好ましくない。
現在F1のパワーユニットを供給しているのは4社。複雑なシステムのため、自動車メーカー規模じゃ無いと開発出来ない。ホンダが「や~めた!」と言って抜けたら、3メーカーが10チームに供給しなければならなくなる。前述の通りレッドブルとアルファタウリは困ること間違いなし。となることが予想出来たから新型コロナ禍でヘロヘロのルノーも「アルピーヌ」として残ります。
みんなでF1を盛り上げていこうね、と言ってるのに「じゃ私は抜けます!」は失礼だと思う。日本は「礼」の心得やサムライ精神を持っている国だと敬愛されてるのに。プライスレスのマイナスイメージを発露しました。
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