ネオチューンVer2

クルマもまだまだ面白い! プリウスの乗り心地の悪さは世界中のオーナーを毎日ウナらせている。そこで2009年の暮れに『ネオチューン』というのを試し、結果「全然ダメ」から「なんとか辛抱できる」というレベルになったことを紹介した。すると先日連絡あって「進化バージョンを試してみませんか?」とのこと。

聞けば「国沢さんのプリウスを手がけて以後、たくさんのユーザーさんから同じ課題を頂きました。そこでもっと乗り心地のよくなる仕様を考え、納得出来るスペックになりました」。ということで昨日千葉県の行川まで行き、最新バージョンにしてもらった次第。結果どうか? いやいやプリウスと思えない乗り心地であります。

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これはホントに世界一ダメなショックアブソーバーか? と思えるほど。路面の継ぎ目を通過するときの挙動さえもう少し良くなれば、もはや乗り心地フェチの私でも「良い」と評価できるレベル。少なくとも行きに乗っていたクルマと同じだなんて信じられないです。オイルだけでこんなに変わるのか、とウナってしま
う。

ネオチューン

このところリーフの乗り心地の良さにハマり、プリウスにあまり乗らなくなっていたのだけれど、これだけ気持ちよく走ってくれるなら気持ちが変わる。路面の継ぎ目の「ビシン」も今週タイヤを交換する予定なので、相当良くなるんじゃないかと期待してます。快適な乗り味=走る楽しさだということを再認識した。

今やクルマの楽しさ=動力性能じゃないし、ましてやハイスピードで走ることでもない。流れに乗って走って気持ちよくなってくるようなクルマ作りが大切だと思う。自動車メーカーも「快適さ」を追求してみたらいかがだろうか? ちなみに「ネオチューン」は全ての車種に対応しているので、乗り心地が気に入らないぜひどうぞ。

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7 Responses to “ネオチューンVer2”

  1. 下澤 淳 より:

    ちょっと前にネオテューンのコンフォートを試した方から情報得ましたけど、試して良かったし、気に入ってるようでした。みんカラにも情報あると思います。
    以前、国沢さんが試したネオテューンは、私の知る限りでは、プリウスで試した人はいなかったです。興味を持った方も多かったのですが、エナペタ、HKS 、トムスに流れてしまいました。
    ただ、ネオテューンが進化しているのは、間違いないみたいです。ネオテューンの良いところは、ショックアブソーバーが無駄にならないことだと思います。資源の無駄が少ない点が魅力です。
    もう一点、国沢さんがどんなタイヤに交換して、どんな評価をするか大変興味があります。楽しみが一つ出来ました。

  2. 佐々木 亮 より:

    初めて投稿させていただきます。私も以前国沢さんの記事を読んでこれはと思い行川まで昨年ネオチューンをしてもらいました。車種はコルトプラスラリーアートであまりにも純正のショックが固く交換を考えてましたがネオチューンで大満足です。一年位経ちましたが乗り心地、走りも問題ないです。社長も気さくな方で楽しい話しが聞けて良かったです。単純にショックを交換ではなく純正を活かせるネオチューン、もう少し雑誌なんかでも取り上げられてもいいのかなと思います。

  3. 小林 英弘 より:

    何か良さそうですね! ネットでも散々酷評されてるトルネオSiR(ウチのトルネオ君)の「低速でも高速でも不必要にゴツゴツ硬いクセにコーナーでは腰砕けで怖い(インテグラR96の純正軽量ホイールに変えて少しマシになりましたが…)」足回りが何とかなりそうですね! 定番の「ユーロR純正足回り(スタビ含む)一式に換装」は20万円コースですからね〜。でも施工店が関東圏意外では大阪しかないんですね。しかもハイエース専門店ばっかりですが…?

  4. 土浦の裕紀[ひろのり] より:

    プリウスのタイヤを交換するんですね! 新しいタイヤを何にするのか気になるので、交換後の変化を含め、報告あると嬉しいです。
    個人的にはブリヂストンのECOPIA EP100、EP100Sが好きです。 低転がり抵抗、ロングライフ、乗り心地が高いレベルなので。
    ヨコハマのブルーアースワンや、トーヨーのスーパーエコウォーカーも、すごく良いですよね。
    国沢さんはオシャレなのでグッドイヤーやミシュランなどに交換される感じですかね。

  5. UPA より:

    トヨタ・日産・ホンダ・マツダを乗り歩いたジジィが通ります(笑)
    色々乗り歩いた結果、サスペンションにお金掛けてるメーカーはマツダとスバルだけかな〜と思ってます←スバルはレガシィをレンタルしました(笑)
    あくまでも個人的ですがマツダの乗り心地は後席が一番酔わないですね。

  6. 三楽斎 より:

    私は元々乗り心地が硬めといわれてきた、スプリンターカリブ→bBと乗り継いでプリウスにしましたが、乗り心地が悪いと思ってないんですよね。
    ダウンサイズユーザーには深刻だと思いますが、私のような背伸びしたユーザーは稀少なのかなぁ。

  7. HIRO より:

    いつも楽しみに拝見させて頂いております。
    プリウスαのサス設定について、カー雑誌やインターネットの記事,情報を見ていると、αのサスに関して、『ツーリング(17インチ仕様)と通常GやS(16インチ仕様)ではサスの設定が異なるので、乗り心地が違う』と言うコメントと『30型プリウスと異なり、タイヤサイズ以外は全て同一のサス設定』としているコメントが混在しています。
    ディーラー営業マン(トヨペット)に確認した所、『部品の番号等全て同一です』との回答をもらいました。
    合わせて、トヨタ自動車お客様相談センターにメールし、回答を頂きましたので以下にコピペします。
    <↓トヨタ回答>
    プリウスαのサスペンション仕様については「バネ定数」および「スタビライザー径」は、全グレード同じ数値でございます。
    ただし、ショックアブソーバー減衰力の数値に関しては「16インチタイヤ装着車」と「17インチタイヤ装着車」で設定を変えております。
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    ≪ ショックアブソーバー減衰力(0.3m/sec)の場合 ≫
    <16インチタイヤ>
    ・フロント
     伸び側:932N、縮み側:586N
    ・リヤ
     伸び側:765N、縮み側:515N
    <17インチタイヤ>
    ・フロント
     伸び側:888N、縮み側:584N
    ・リヤ
     伸び側:745N、縮み側:588N
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    ショックアブソーバー減衰力は、17インチタイヤ装着車の方が
    柔らかめに設定しております。
    これは、16インチタイヤ装着車でも、17インチタイヤ装着車でも
    変わらない乗り心地を確保するためでございます。
    …と言う事でした。
    非ツーリングを購入して社外17インチを履こうと目論んでましたが、微妙に減衰力を変えていたのですね!
    丁寧な回答を頂きましたが、私の能力では数値から乗り心地や特性が想像できません(涙)
    既にご存知かも知れませんが、書き込みさせて頂きました。 長文ですいません。

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