バージョンアップ

前回のTOPで「マイナーチェンジやフルモデルチェンジでクルマは進化する」ということを取り上げた。今までなら「新しいクルマに乗り換えたらいいでしょ」だったけれど、近年1台のクルマに長く乗る人が増えている。となれば「可能な限り最新型の機能や性能に近づけたい」というニーズだって出てくるに違いない。

こういった手法を『レトロフィット』と呼ぶ。プリウスに1500WのAC100V電源が6万3千円で
オプション設定となった。1500Wの携帯発電機を買うとなれば10万円前後する。しかも使用頻度少ない。だったらプリウスから1500W電源を取れるようにしておけば、いろんな意味で便利。アウトドアでも役立つ。

すでにプリウスを持っている人はユビをくわえてみてるだけか? そんなことありません。以前も書いた通り普通のプリウスだって1500Wとまではいかないが、1200W程度なら十分取り出せる。私も市販のインバーターを購入して
プリウスから1200Wを取ってみたが、どこも発熱することなく普通に使えました。

すでに使っている方のブログです

もちろん純正のようにバッチリとフィットするように取り付けるのは難しいものの、コスト的にはむしろ安価。PCを使えるような安定した正弦波のインバーターで3万円くらいから買える。ということで現行フィットの初期型に乗っているなら、乗り心地は『ネオチューン』。100V電源はインバーターで対応可能。

タイヤや足回りの変更で乗り心地やハンドリング、燃費は変わるし、ECOカーアジアで書いた通り、電気自動車ならソフトのバージョンアップなどでも対できる可能性がある。しかし。残念ながら現在「正しい」レトロフィットのガイドは無し。ネットの世界は「正しい情報」も「デタラメな情報」も同列なのだった。

例えばネオチューンの項をネットで調べてみたら、アンチが書き込んだウソ情報や、評価能力の低さからくる間違いが氾濫してます。スタッドレスタイヤのユーザー評価などタイヤメーカーが見たら寝込んじゃうほど凄いですから。ネット社会を迎え、正確な情報を伝える難しさを実感する日々であります。

ということで手始めに自分のクルマであるプリウスとリーフのレトロフィットだけでも取り上げていこうと考えます。

・ECOカーアジアは「電気自動車の航続距離徐々に増える

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4 Responses to “バージョンアップ”

  1. さね より:

    ネオチューン知らなかったそんなのあるなんて…。フルチューンは知ってましたけど。 今乗ってるちょいハイブリッドカーは車検の際コンピューターのバージョンアップしときましたとゆわれましたが、確かにアイドリングストップが前よりは長く頻繁に起こるかな? 普通のバッテリーも替えさせられましたけど、関係なくただ劣化しただけかも? これから電気自動車やバッテリー量の多いハイブリッドだけでなく、新型ワゴンRみたいな内燃機関車もエアコンアイスノンやリチウム電池やマツダのキャパシターなどの回生蓄積を貯めるのもネオチューンなりディーラーでネオチューンします販売してもらえたらいいなぁ。でも金かかりそうだけど、そこは安く… まあ無理っぽいかな…。低燃費効果テキメン、加速に負担かからないなら、メーカーも後付け商売考えてくれないかなぁ。適度に安い値段で…。

  2. CVCC より:

    レトロチェンジの件、非常に楽しみです。
    また、国沢先生が所有なさっていたプリウスより電池用量の少ないインサイトですが、同様に1200Wを、インバーターで発熱なく取り出す事は出来るのでしょうか?
    そういえば、モデルチェンジの話でいえば、先程海外向けのフィットに「フィットツイスト」なるVWクロスポロ的なクロスオーバー車が発表されたり、タイではジャスハイブリッドが発売されたり、現行フィットにもバリエーションが増えていますが、噂によると13年6月辺りにフルモデルチェンジの予定ですよね?
    海外でもフィットは一年待たずしてフルモデルチェンジなんですかね?(フィットツイストは寿命が一年未満?それとも海外は遅れる?)
    あと、以前話題になった、タイのジャズハイブリッドのアイドリングストップの話(熱い国なのでエアコンの為にストップ機能はオミット?)はどうなったのでしょうか?
    わかりましたらまたいつか記事にて読ませて頂けたら嬉しいです。
    レトロチェンジの件も含めて楽しみにしております。

  3. 小林 英弘 より:

    『レトロフィット』という言葉は初めて聞きました。「レトロ」という響きが何ですが…(笑)、私も買った時点で中古8年落ちのトルネオ君はかなり頑張ってレトロフィットしましたね〜
    ホントに世に出始めだった純正HIDを最新のHIDに交換&最新の超明るい黄色フォグバルブに交換、タイヤを12年製造の最新ADVAN dbに交換、室内灯&カーテシランプ&バック灯&ナンバー灯&トランク灯をLEDに交換、メーター&インパネ灯をLEDに打ち変え、ステアリング&シフトノブの革張り替え、最新caosブルーバッテリーに交換、運転席をレカロSR7に換装、新車時オプションのナビを最新の楽ナビに交換、ETC&最新レーダー&ドライブレコーダー装置、etc…と、結っ構やりました(笑)。おかげでとっても快適です♪
    こういうのって所謂「改造」とは違いますので、罪悪感なくできるのがいいですね(笑)。むしろ「クルマに良いコトしてる♪」感があるので気持ち良いです。後はボディコーティング…しかしこれは流石に高い…(笑)。
    個人的にどのクルマでも「効果てきめん!」を感じられるのはタイヤ交換だと思います。今までより1ランク上の最新タイヤに変えればビックリする位激変しますよ〜♪

  4. 真鍋清 より:

    小生の2004年式ヴィッツ1300U-L/103375km走行、
    ①エンジン→静電気除去コード(フューエルバンクEvoII)を一本装着
    ②カーナビ→2006年製パイオニア・カロッツエリアに地デジアンテナ(三菱電機製)を装着∴自宅より遥かに鮮明な地デジ放送を見ることが可能に!(2012年5月)
    ③車内にはシャープ製プラズマクラスターを装着
    「回春剤」は今のところそんな物ですが、次はi-Pod装着可能な電源装置の装着を目論んでおります。
    ともあれ定期的にスーパーオートバックスでインジェクションクリーナーをかけてもらい(4000km毎)、タンクにはKURE製フューエルブースターを3500km毎に注入している我が「産業廃棄物級」大衆車、平均燃費も一時期の9.7km/lから11.8-14km/lまで着実に回復しております。
    さて「ドレスアップ」としては先の日曜日(10月21日)の所沢のクラシックカーフェスティバルにて1970-75年式の初代トヨタ・カリーナ1600ST用の放射状ホイールキャップ(鉄板製13インチ)を四枚購入し、標準の鉄チンホイールに見事嵌ってここばかりは「レトロ&レトロ」です(笑)。
    ともあれ一目で見分けがつく「小生専用機」に変身した2004年式パープル色ヴィッツ、15万kmまで付き合っていこうという試算です。

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