ベルナムの雄『ビンファスト』が作ってる電気バイク、LFPで航続距離202km。9万9千円です
今年4月1日から普通免許で運転出来る「原付1種」の排気量が125ccまで拡大された。普通なら改定と同時に適用モデルなど出てくるものの、2ヶ月経ったのに全く無し。おそらく50ccの在庫車を抱えているためなんだと思う。スーパーカブのように50ccモデルが人気というケースはあるだろうけれど、皆さん「どうせ乗るなら排気量大きい方がいいでしょ!」かと。
ちなみに新原付1種の定義は以下の通り。簡単に言えば50cc~125ccであり、排気量と最高出力が明確になっていればいい」ということになる。そもそも原付は型式認定無しでOK。当局も認識しており「型式認定番号がない車両の場合は、原付の「最高速度」「長さ」「幅」「高さ」が確認できるカタログ等を添付する必要があります」。輸入車などが該当する。
1)二輪の原動機付自転車のうち「総排気量が50ccを超え125cc以下であり、かつ最高出力が4.0kW以下のもの」を第一種原動機付自転車に新たに追加します。
2)新たな第一種原動機付自転車については、型式認定において、その原動機に総排気量に加え最高出力も表示させることとします。
3)新たな第一種原動機付自転車の原動機付自転車用原動機については、型式認定において、その原動機に総排気量に加え最高出力も表示させることとします。
こうなると輸入電気バイクが入ってくるかもしれない。上はベトナムの雄であるビンファストの「Evo200」というモデル。スペックを見ると3.5kWhのFLP(リン酸鉄リチウム電池)を搭載しており、カタログ航続距離202km! 最高出力は2.5kWなので、新原付の範囲内。カタログに2500Wと明記されているため、日本に持ってくれば新原付です。
価格は1800万ドン。日本円だと9万9千円ということになる。フロントはディスクブレーキだし、加速性能も私が所有しているホンダWAVE110と同等だという。ビンファストは4輪車を作っている企業。少しばかり怪しい中華バイクと全く違う。LFP電池なので燃えないし寿命”ほぼ”無限。実航続距離120kmとして36万kmですから(笑)。このバイクを輸入する業者いる?
今や東南アジアは自国の技術と企業で電気バイクを開発しようと頑張っている。中国の電気自動車と同じ状況だと思えばいいだろう。こういった電気バイクが日本に入ってくると、けっこうニーズあって売れるんじゃなかろうか。ビンファストあたり日本に拠点作って売り出せば面白いビジネスが出来ると思う。逆に考えれば日本勢にとって厳しい戦いになります。
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立場上(?)差し障り無い範囲の田舎情報のみ~
田舎の高知県東部では新車50は多分ウチの後3台のみww
去年春の発表以降で生産枠極小で現場が期待する数は流通していません。
110の1種扱い車も商品性低そうなので、カブ50やジョルノご興味有る方は是非在庫確認を!
しかし200Km走れるって日本と違う世界ですね(笑)
この電動バイクの電池は取り外しできて家で充電できるのかな?
そうすれば太陽電池で充電可能になりますね
ほぼランニングコストは0円に?