ホンダにとって最大の収益源になっているベトナムの2輪市場、時間との闘いになってきた!

何度か「ホンダの収益の3分の1が2輪事業であり、なかでもベトナムは稼ぎ頭」だと書いてきた。特に4輪事業が赤字になりそうな2025年度決算だと、2輪事業で収益の半分以上。ベトナムだけで15%を超える可能性出てきた。そんな中、ベトナム政府はホンキで自国のビンファストを援護する動きを見せ始めた。年明け早々、エンジン2輪についての新しい規制を打ち出したのである。

内容は今まで存在しなかった2輪の排気ガス検査を2026年6月30日から始めるというもの。現時点でベトナムの2輪登録台数は7千万台。全てのバイクの排気ガス検査を行おうとすれば、5000カ所で1日あたり50台のチェックをしなければならない。それだけの検査設備を半年で作るなんて無理だと言う人もいるけれど、おそらく都市部から始めると思われる。有言実行かと。

整備不良だったり、過走行車は汚い排気ガスになる。検査の施行で廃車を余儀なくされる2輪も多数出てくることだろう。検査に掛かる費用だって必要になる。加えて7月1日から首都ハノイで大規模なエンジン車の乗り入れ規制を開始し、都市部で拡大して行く動き。ベトナム政府はホンキで2輪の電動化を始めた。ビンファストからすれば猛烈な追い風である。

2輪を「ホンダ」と呼ぶベトナムながら‥‥

ビンファストも着々と準備を進めており、電動2輪の生産工場を着々と増やしている。このままだと両隅を取られたオセロのようになってしまうかもしれない。ホンダも押っ取り刀で価格競争力がありそうな電動バイクを発表したものの、タイ工場のためビンファストに勝てるかどうか不明。客観敵に見ると絶体絶命のように感じるが、果たしてホンダに勝算あるんだろうか?

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