ホンダジェット量産1号機
日本のクルマ技術の根っ子はヒコウキにある。戦後、世界トップクラスの水準にあったヒコウキ屋さんは本業に就くことが出来ず、セカンドチョイスの自動車ギョウカイに入った。日産の中川さん。三菱の久保さん。トヨタの長谷川さん。スバルの百瀬さん等々。
その夢がついに実る。下にリンクした動画は欧州最大の航空ショーで公表されたホンダジェットのオープニングでございます。そして完成間近の量産1号機の写真も発表した。早ければ来年にも型式認定を受け、すぐさまデリバリー開始というスケジュール。
私も超を10コ付けたいくらいのヒコウキ好き。そんな機会は無いかもしれないけれど、ホンダジェットに乗れたら感慨無量かと。買えるようなお金持ちならヨカッタノニ。ちなみに極めてコストパフォーマンス高く、2~3年分のバックオーダーを受けているという。
その次のテーマは燃料電池ヒコウキだと考える。前述の航空ショーでエアバスが電動ヒコウキの展示飛行を行った。動画は下にリンクしておきます。機体重量500kg。30kWのダクテッドファンを2つ後部に装着し、160kmで1時間飛べるのだという。
大雑把なイメージで言えば、電池容量リーフ+α程度かと(重量は300kg前後)。ここまで読んで「ぢゃ燃料電池の方がずっと良い!」と思った人も多いんじゃなかろうか。例えばホンダの燃料電池は100kWで重量40kg。50kWのダクテッドファン2つを回せる。
燃料に液体水素を使えば、200km/hで1時間飛ぶ分の燃料重量約5kg。東京~大阪を15kg分の液体水素で飛べてしまう。ぜひともホンダに燃料電池ヒコウキを作って欲しい。いや、トヨタの燃料電池使った富士重工のヒコウキでもいいです。カッコイイなぁ~。
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