ホンダ好調!

2012年のアメリカの販売台数が発表された。当然の如く日本車の伸びは素晴らしい! 東日本大震災の影響で2011年の台数少なかったですから当然か。したがって対前年比で比較しているニュースなどあったら、トンチカンです。注目すべきは完全に回復していた2011年12月と2012年12月の台数だ。

調べてみたら、全体では9%増。すなわち9%以上伸びていれば「勝ち」ということ。GM4,9%増。フォード1,6%増で負け。クライスラー10,4%増の勝ち。トヨタはピッタリ9%で引き分け。日産1,6%減の負け。現代自動車17,1%増の大勝ち。起亜自動車9,7%減の大負け。スバル8,8%増で分け。

3万台以上売ったメーカーで最も売り上げを伸ばしたのは、何とBMWである! 39,4%増と絶好調。続いてイケイケのVWが35,4%増。ここまで読んで「マツダとホンダはどうした?」と思うことだろう。マツダ21,9%増。ホンダ26,2%増で、日本勢のワンツーでございました。なかでもホンダ元気!

デビュー当初、コンシュマーレポートからクソミソの酷評を受けたシビックながら、マイナーチェンジで素晴らしい評価を得たのだった。対前年比43,7%と絶好調! 販売台数も乗用車1位のカムリを凌ぎ、ベストセラカーになっている。1月はスモールオーバーラップで高い評価を得たアコードもカムリを抜く可能性大。

アメリカの販売データです

日産は基本的に好調ながら、踊り場といった雰囲気。「良い」だけじゃココまでなんだと思う。一段と台数を伸ばしたいなら、個性や主張や特徴を持たせないとならない。ブランドイメージも伸び悩んでしまっている。このあたりで何か大きな花火を打ち上げなくちゃならないか? いずれにしろ日本勢は堅調だ。嬉しい。

・ECOカーアジアは「アイスガード5の燃費に驚く!

<おすすめ記事>

2 Responses to “ホンダ好調!”

  1. 高橋 より:

    国沢さん
    ホンダの前年同月は、タイ洪水の影響により、台数が下がっていました。
    今年はかなりインセンティブを使って、前年比大幅増、のイメージとする戦略です。

  2. さね より:

    こんにちは。すごいんだなホンダ。日本じゃ軽自動車に本気になったら売れまくり、HVもスモール用とデカい用、スポーツ用とわざわざスモール用には変速機を新しく作るし、スモールオフセット対応しちゃうは… 本気度マックスだから絶好調になるんだろうなぁ。 小型ディーゼルやダウンサイジング3発ターボも作ってるみたいだし。しかしトヨタが日本の自動車メーカーのリーダーだとなーんも変わらない気がするから、ホンダがトップになったら面白いだろうなぁ。ないと思いますが。トヨタは品揃え万全なスパーマーケットが取り柄なんだし、売れないからと見て新型ラブ4や欧州専用車など日本で売らないとか…デカい会社なののにセコいなぁ。

このページの先頭へ