マツダ、世界的規模で失速! 特にアメリカがヒジョウに厳しく株価低迷止まらず

マツダについて苦言を呈すと毎度マツダのファンから手厳しく怒られるけれど、今年1~6月の販売台数を見たら少しばかり考え直してくれるだろうか? 下の記事ではマツダ3がモデル末期という理由を紹介しているけれど、新型マツダ3を上市した直近の4~6月の状況を見たら、一段と厳しくなってます。新型マツダ3、値上げした結果、シビックより1000ドルも高くなったからだ。

簡潔に状況を報じる日刊自動車新聞の記事

マツダ支持者は「新型が出れば!」と言い続けているものの、状況を見てると「良いクルマなのでそれなりの価格を付けて売る!」という頑固モノ幹部の意見強く値上げしちゃう。すると「今までのマツダよりは良くなってるけどライバル車と比べたらそんなでもない」と言う評価になり、結果的に売れないのだった。最近特にこういったオウンゴールの失策が増えてきた。

「せっかく良いクルマを作れるようになったのだからセンスの無い幹部は口を出すな」と私は言ってるのに、マツダファンや一部のメディアがヨイショしまくる。今後、さらに悪くなっていくだろう。ハイブリッドより割高で燃費イマイチなスカイアクティブXは、世界中でニーズありません。トヨタTHS2を始め日産の次世代eパワーやホンダの2モーターにコストも燃費も性能も負ける。

マツダ3だってスバルXVのようなクロスオーバー作って300馬力くらいにした2,5リッターターボ積んだ「マツダスピード」でも作ったら、イッキに華やかになって売れるのに。日本だと2,2リッターのディーゼルが必要ですね。こういった高付加価値のグレードで利益上げることにより、ベーシクグレードは値上げしないで済む。魅力出せばオプションだって付けてくれるし。

そうこうしているウチ、厳しい騒音規制が2021年秋から始まりスポーツグレードを出せなくなり、やがて厳しい燃費規制(プリウウスがギリギリ。スカイクティブXはクリア出来る実力無し)も始まったらトヨタからTHS2を買わなきゃならなくなります。他のメーカーから買ったパワーユニット使って売れたクルマなど無し。強い個性出すなら2021年秋までなのだった!

マツダに「元気良いモデルを出したらいかがか?」と言うと「収益的に厳しい。もう少し良くなってから」。そうこうしているウチ、株価は下がり続け内部留保も減り、2021年秋になったら物理的にスポーツモデルなんか出せなくなってしまう。マツダファンの皆さん、マツダの未来を考え、センスの悪い人達にお引き取り願うようプレッシャー掛けてください。

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