マツダ、8日も株価下がらず! きっと何かあります

マツダの株価、下がらなかった! 私はてっきりアップルカーの生産委託がマツダになるんじゃないかという思惑による値上がりだと思っていたけれど、どうやら違うようだ。考えてみればマツダ社内の情報通も5日に「なぜ値上がりしているのか解らないんです」と言っていた。アップルカーによる値上がりなら私だって解る。もし理由あって上がってるんならインサイダー要件ですね。

客観的に見ると値上がりする理由は見つからない。社内外から切れ者と言われている人物(私も仕事出来る人だと思ってます)が切り盛りしているアメリカのみ上向き。このマーケット、モータースポーツをキッチリやっているし、マツダ3に2,5リッターガソリンターボをラインナップするなど華のあるクルマ作りを始めており成果が出ている。今後も順当に行くと思う。

厳しいのが欧州。38%という販売減もさることながら、マーケットシェアを1,5%から1,1%に落としているのが決定的に厳しい。昨日トヨタの大躍進を紹介したけれど、対象的です。売れない理由は明白でCAFE2021年対応が大失敗したからだ。その気になって売ればもう少し伸びるポテンシャルを持っているけれど、売ったら高額なCAFEの罰則金を支払わされる。当面厳しい。

トヨタやホンダが大きくシェアを伸ばしている中国だって厳しい。中国に関して言えばCAFEの影響なく電気自動車を売れという規制だってまだ関係無し。ただ今後はフルハイブリッドや電気自動車が必要になってくる。「ラージ」とい呼ばれる縦置き6気筒モデル群も販売に貢献出来ないと思う。そもそもラージを売れるの、アメリカくらい。そのアメリカだってバイデンさんの政策次第です。

そして日本。大きくシェアを落としている。直近1月の販売台数順位を見ても、一番売れているCX-30で21位。CX-5は29位。本来なら新車効果で販売台数多いはずのMX-30が833台で47位。ちなみに46位がレクサスUX250。48位エクリプスクロスです。2021年3月期決算の赤字予想額は少し減少したものの、株価がストップ高になるほどのパンチ力無し。さて。株価上昇の要因はなんでしょ?

情報漏れによる高騰じゃなければ誰かが悪意を持ってドンドン買っている。インサイダーならマツダに強力なホワイトナイトが出現すると言うことでしょう。

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