中華リチウム電池を搭載した電気自動車、すでに日本で販売されている?

中華リチウムイオン電池を搭載した電気自動車は日本で認可されないと言われてきた。実際、今まで日本に電気自動車用の中華リチウム電池、入ってきてないです。だからGM五菱の『宏光MINI』も日本でナンバー取れないと言われてきたワケ。しかし! どうやら日本で売られるテスラ・モデル3、中国のCATL製を搭載する上海工場製だという。以下、掲示板の常連さんです。

「今日、青山のテスラに寄ってみたら、日本のモデル3はすでに上海製になってるとのこと。しかもバッテリーが円筒形LG製と、積層型リン酸鉄リチウムのCATL製があってどちらのバッテリーか、個体ごと様々でユーザがいずれかを希望することができないようです。そもそも、バッテリーが何kWhなのかスペックも公表してないようです」

テスラ話

何度も書いてきている通りテスラはナニを聞いても教えてくれない。自動車メディアもそのあたりの不信感をぬぐえず、最近は試乗レポートすら出てこない。先日行われたエンジン誌取材の輸入車大試乗会にもテスラありませんでした。ということで上のコメントは真偽を確かめられない。間違っているという指摘を根拠込みで連絡くれればすぐ訂正します。

このコメントで驚いたことが2つ。文頭に書いた「中華リチウム電池を輸入していいのね!」。だとしたらモデル3と同じCATL製のリン酸鉄リチウム電池を積む東風ホンダの電気自動車を日本で売れるということ。ただホンダ筋によれば「安全性が確立出来ていない状況です」。モデル3は見切り発車か? まぁリン酸鉄リチウム電池は熱暴走など心配無いため、ホンダも入れる可能性大。

CATL製のリン酸鉄リチウム電池が安く入ってくるようになると電気自動車の価格は瞬時に2~3割下がると思う。電気自動車とハイブリッド車の価格がイコールになることを意味する。となればエネルギーコストは圧倒的に電気の方が安い。充電インフラを持っている人は中間電池であって”日本メーカー”の電気自動車であれば買うだろう。2~3年のウチに歯車は動く。

2つめの「あらま!」は韓国LGのリチウム電池を搭載したモデル3も輸入されていること。LG製のリチウム電池、発火事件を起こしている。ヒュンダイとGMはリコールを発表しているけれど、不安なことに発火の原因が明確になっていない。モデル3に搭載されているLG製の電池のタイプは不明ながら(教えてくれない)、不安です。乗らなくても隣に止まっていたら心配。

テスラ、今まで何台も発火している。電気自動車の隣に駐めてあったクルマがトバッチリを喰うことも。家の隣とかだと不安です。そうそう。「中華」というのは「中国の」という意味で使う言葉です。良い意味&語感であり中国の人は喜びます。

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