メディアの質

新聞に代表される一般のマスメディアは、よほどクルマが嫌いらしい。基本的に暫定税率の復活を歓迎している論調に見えてならぬ。さらに「日本は先進国の中じゃガソリン税が安い」という記事を展開する新聞もあるのだからから驚く。まぁ新聞記者さんでクルマに乗っているような人など少数派。電車で移動すればいい、と考えているのだろう。しかも社会面の記者さんは日本を基準にしか考えられないらしい。一番「世の中解ってないですね」と感じるのが為替相場を全く意識していないこと。ヨーロッパの物価を見れば解る通り、現地の人からすれば1ユーロ=100円前後という貨幣感覚。仮に1リッター当たり60セントのガソリン諸税が掛かっているなら、ヨーロッパに住んでいると1リッター当たり60円。こいつを1ユーロ=165円という為替相場に当てはめ、リッター当たり100円のガソリン税が掛かっていると主張してるのだから恐れ入る。かくして日本より圧倒的にガソリン諸税が高いという記事の完成だ。しかしラテンの国々を除けば、高速道路など無料。日本のように猛烈な通行料金をブン取った上、リッター56円80銭ものガソリン諸税を取る国など無い! 自動車に掛けられている税金は世界一高いと断言出来ます。その上で一般財源化されようものなら全く納得できぬ! と、私一人反対しても仕方ないか……。

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4 Responses to “メディアの質”

  1. Kei より:

    アメリカ北西部に住んでいます。ガス価格はこの3年半で1ガロンあたり$1.80前後から、ここ数週間は$3.70前後(プラス)、つまり約二倍にまで上昇しました。1ガロンは3.785L、1$が105円として換算すると、1リッターあたり約103円です。
    アメリカのガスのオクタン価は三種類ありますがどれもオクタン価が非常に低く、レギュラーでも87-88、プラスで89-90、プリミアムで91-92程度(現在$3.90弱)で上下に約35セントの価格差が有ります。確か、日本のレギュラーは96オクタン程度、ハイオクで100だったと思うのでオクタン価の差を考慮すれば意外にも4月の日本のガス価格はアメリカと比べても大差無かったのかもしれませんね。ちなみに最も高いのはディーゼルです($4.20前後)。
    こちらではもちろん高速道路は無料です(一部の橋で片方向だけ有料だったりしますけど)。街灯は少ないですけど自車ヘッドライトで十分ですし、レストエリアも少ないですけど高速へは自由に出入り出来るので特に不満は感じません(慣れでしょうか?)。また、車線幅等のせいもあり制限速度は高速で65-75mph、一般道でも郊外では55-65mphで共に日本より高いですが、日本に比べると古くてメインテナンス不足そうな車両を多く見かけますし、車検制度の名目で2-3年おきに税金等を数万円支払う必要はありません。当然、料金所渋滞はありません。
    政治家が海外視察する場合には国沢さんのような方の同行を義務にするなど、国民がきちんと理解出来るような行動と政策決定をして欲しいものです。それ以前に日本では政府やスポンサー企業によるメディアの情報統制をなんとかして欲しいものですけど(中国の事を笑える立場にないと思います)。

  2. 潜酔化石 より:

    大新聞+NHK(以後大マスコミ)のクルマ嫌いは凄まじいものですね。かつて牛込柳町の鉛公害が測定ミスの大嘘で、医学会ではすぐに否定された以後も繰り返し「規定の事実」としてウソを繰り返し報道していました。背後関係は当時日本国の基幹産業として日の出の勢いだった自動車産業にダメージを与えたい勢力の繰り人形が大マスコミである事実。
     時が移り、そのような勢力が衰えると大マスコミが媚びるのは時の権力。戦前の神国不敗!鬼畜米英と戦争すべし!と同じです。戦意高揚プロパガンダに狂奔したあげく、日本国民が310万人以上死ぬような大惨事で大マスコミが世論誘導して生じた戦争が終わると、こんどはGHQに媚びへつらい「侵略民族の日本人には原爆と婦女子虐殺大都市爆撃が当然の報い」というGHQの洗脳作業に洗面協力していましたね。

  3. 潜酔化石 より:

    続きです。
    前半部分は、我が国に何か悪いことがあこるとき必ず大惨事・あるいは国民が大損するような方向に導く悪魔+死神的存在は大マスコミである。そんな恐るべき事実のご紹介。
     もうひとつ、最近流行のプロパガンダ。「CO2排出で地球温暖化」これが世界の環境学会では確定していない話であるという事実。どうですか、ビックリでしょう?「環境問題はなぜウソがまかりとおるのか」の著者である武田邦彦先生のブログで紹介されています。CO2削減やゴミの分別などにまつわる利権に大マスコミが媚びているだけの構図です。
     大マスコミの記者?年収2,000万円位の彼らは運転手つきのクルマや自由に使えるタクシー券で移動しています。ガソリン代なんて関係なし。ただ習慣でクルマ=社会の悪。という精神的な歪みを背景に現在は官僚と中国に媚びへつらいの毎日でセレブ生活が保障されている人種。国沢先生もご存知の事実でしょうが、書けませんよね。
     でも、人生の役に立ちました。昭和40年代の雑誌モーターファンの論壇直言(だったかな?)桶谷先生などの納得できる記載と、大マスコミのウソ擦り込みの対比。中高生時代にモータージャーナリズムに啓蒙されて大マスコミが最悪の日本の厄災である事実に気が付いたこと。国沢先生も頑張ってくださいね。

  4. 車齢11年所有者 より:

    全く、大手マスゴミ記者の自惚れに任せた夜郎自大の偏向報道は、殆ど犯罪に近いものがあると思うこの頃。
    大手マスゴミの唯我独尊・尊大横柄な報道に日々接してると、朝日新聞支社が襲撃され犠牲者を悼む、大量の自画自賛記事はグロテスクそのもの。
    アサヒの社是はヒットラーではないかしらん。

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