リーフのバッテリー寿命
リーフに搭載されるバッテリーの保証期間はアメリカだと8年/16万kmになるようだ。これ「どんな条件で使っても持ちま
す」という意味。何回か書いてきている通り、非公式には「確認出来てませんが普通に使っていれば10年/20万kmくらいで新品時の80%程度の容量をキープ出来ると思っています」。
私の使い方だと1年間に1万kmくらいだと思う。リーフのバッテリーなら充放電回数より経年変化で寿命になってしまう可能性。大半の人はクルマの寿命とイコールだと考えればいいんじゃなかろうか。i-MiEVが5年のクローズドエンドリースにしたのは、バッ
テリーの寿命の問題が大きいようだ。
ちなみに1回の走行距離160kmとして充放電回数1000回。この使い方、バッテリーをほぼカラなるまで使うケース。バッテリーにとって厳しい。もし容量の半分程度を使う80km毎の充電サイクルなら、10年/20万kmも視野に入ることになります。それにしても、やっぱりリーフのバッテリーって凄い。
最新の電気自動車用バッテリーであるヤマハの電動バイクに採用されたサンヨーは、充放電回数500回で容量の70%になるという。テスラなどが使う18650電池だと最新型で600回程度だと言われる(600回終了後の容量は不明)。500回程度なら超安価な中国の鉄電池の半分である。
アメリカでGMボルト(i-MiEVと同じ容量のバッテリー+発電機を搭載したプラグインハイブリッド)の価格が公表された。4万1千ドル(補助を使うと
3万3500ドル)だという。リーフは補助金使うと2万5千ドル。予想していたより高かった。この価格だとランニングコストまで考えれば超割高。
GMボルトの電気自動車としての走行距離は50km程度である。もし韓国LGケムのバッテリーが日産と同等の「充放電回数1000回」を実現していても寿
命5万km。500回なら2万5千kmで性能低下となってしまう。早ければ2年でオシャカです。果たして何万km/何年の保証を付けるか楽しみです。
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こんばんは。
車と同等の寿命vs早くて2年でオシャカ
考え方の違いが現れているといえると思います。大事に使うか、見切りをつけて替えることを前提とするか。
電池は消耗品ですから交換は必要ですが、リサイクルせいも考慮して欲しいと思います。
モータに使われるレアアースは、10〜30台のエアコン室外機からEV1台分のレアアースをリサイクルから得られると新聞にありました。
負荷の少ない再利用として、プリウスはもしもの時にリビルトバッテリーを供給しているので、そのあたりもヒントにしてほしいです。また、仮に容量が減ってからも住宅などの蓄電用に用いる商売もあるようです。
EVやPHVの時代になっても、元ビッグ3が覇権を取り返す可能性は低そうですね。
やはり、一部の識者が当初から主張していたように、ダメな会社にはいくら税金を投入して復活を期待してもダメかも・・・
日米エコカー摩擦なんてのが、また起きないことを祈るばかりです。
The EV Projectとか ChargePoint America なんてEV/PHVの普及促進プログラムが相次いで立ち上げられてて、ボルトもその対象車種になってますが、価格と性能を考えるとリーフの方がはるかに意味がある気がします。
それにしても、韓国製リチウムイオン電池も高いですな。
EV戦争の第一幕では、やはりEVに社運を掛けてた(?)日産がダントツになるか。
電気自動車のバッテリーは寿命がある。だけどボディやモーターは振動の激しいガソリン車に比べて2-3倍長く使える。特にブレーキはほとんど減らない。つまりエコを考えたら寿命のきたバッテリーを簡単に替えられることが必要。タクシーで進められてるバッテリー交換方式が正解のような。
リチュ-ムイオン電池の寿命が10年使って80%の容量を確保できるとは到底思えない。最大で電池容量の90%位しか使用できないようにセル管理して寿命を延ばしているのでしょうが、10年もってバッテリ-代250万はそれほど高額だとは思わないのですが、5年で寿命がきてしまったら・・・・。アイミ-ブもリ-フもまだ特殊な存在で試行的な段階だと思います。緩速充電と急速充電では電地寿命に与える影響はかなり差が出ると聞いています。しばらくはシティユ-スコミュ-タ-として使用するのがベタ-でしょう いずれにしても車は無公害でも発電所でCO2を排出・発電・送電・電池への充電効率電池の放電効率はそれほどのものではない。それとエンジンを搭載した従来の車とデザインが同じ・平凡だ もっと革新的なデザインが無かったのかなそれだ残念・・・・。