三菱自動車、本格的に厳しくなってきました! 遠からず実質的に終わっちゃうかもしれません

三菱自動車、残念ながら非常に厳しい状況になってきたようだ。国内販売を東日本と西日本の2社に縮小することになったという。ちなみに今までは中部日本と北海道を加えた4社。三菱自動車によれば「事業再編」となるけれど、太平洋戦の際、大本営が「撤退」を「転戦」と称したのと同じく、明らかな縮小均衡策です。販売台数調べてみたら、確かに苦しい!

2月の軽自動車販売台数は4341台。登録車3054台でトータル7395台。トヨタだとルーミー1車種で7682台。はたまた三菱自動車と同じ軽自動車を日産は2月に1万9354台売っている。こんな落ちてきたら、もはやディーラーも維持していけないと思う。そんな折に新型コロナショックに見舞われ、株価は300円を割り込んでしまった! 三菱自動車の時価総額4321億円です。

本来なら日産が支えるべきだろうけれど、日産だって決して余裕あるワケじゃない。加えて現状だと日産が全てコントロールしようとしても三菱自動車の反発強いです。三菱自動車の7不思議は、益子社長についちゃ悪口言わないのに日産だと不満タ~ラタラ。益子社長に引導を渡さなければ、日産も三菱自動車を手放すだろう。最悪切り売りして本体無くなってしまうかも。

具体的に考えると海外部門は三菱自動車ブランドを含め日産。軽自動車を生産している工場も日産。本社機能についちゃ不要。開発部門も一部を残し不要ということになる。三菱自動車くらい離婚歴の多い企業になると、さすがどこも手を出しにくい。中国企業に買われるくらいなら無くすと思う。復活の期待といえば”ほぼ”無い。というか社員に新しいことを始める気概を感じません。

もはや「奇手」になるかもしれないが、不正問題の時、益子さんに理不尽な詰め腹を切らされた相川さんを再び社長にし、三菱グループがバックアップしない限り浮上出来ないと思う。ゴーンさんの就任で明るさや希望を感じた三菱自動車社員は多かったけれど、ここにきて希望を失ったように見えてならない。三菱自動車の皆さん、個々はトヨタに負けないくらいレベル高いのに。

三菱自動車のWebサイト見ると、大暴れしたWRCのランサーや、パリダカのパジェロの写真が全く出てこない。益子さんが「消せ!」と命令し、担当は命令を実行した。この一点だけ見ても益子さんのダメダメダメ超ダメダメぶりが解るというモノ。三菱自動車のDNAを否定しちゃってるからだ。自社の素晴らしい歴史を全否定する経営者、自動車ギョウカイじゃ皆無です。

web見るとモータースポーツは2009年以前が「準備中」となる

厳しいことを書くと甘い物も食べたくなる。残念ながらF1開幕戦オーストラリアは中止になってしまったけれど、ホンダがDAZNを無料で見られるよう動いていたのだった。ネットやスマホで見られた、ということ。「ホンダのモータースポーツ部長はF1嫌い」と書いてきたけれど、初めてホンダのブランドイメージがプラスになる仕事をしてましたね。少し変わるか?

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