マツダ、電気自動車の方が二酸化炭素排出量多いというのは、間違った主張です

マツダは「クルマの生産から廃車までのサイクルで考えたら電気自動車の方が二酸化炭素排出力が多い!」と主張している。もちろん根拠を出してます。下の記事によれば「マツダの社員の方5名と工学院大学の方2名」による試算だという。私は人見さんから「電気自動車の方が二酸化炭素排出量多い」という説明を受けたときから「怪しい。信じられない」と言ってきた。

マツダ全否定の記事。じっくり読んでみてください

例えばガソリン車の燃費はJC08。一方、電気自動車の電費についちゃ実力値を大幅に下回っている。2017年に書いたベストカーで「データの根拠を見て驚く。電気自動車の電費を4.7km/kWhという普通なら考えられないほど悪い数字とし、アクセラの燃費は19.2km/Lでエコランやったように超素晴らしい数字!」。ちなみにリーフのJC08電費は9.5km/kWhである。

2017年に書いたベストカーの記事

その他、電気自動車は途中でバッテリーの交換など行う試算。何度か「太平洋戦争末期、日本の頭脳はプロペラ機で音速は超えられないという論文ばっかり書いていた」と紹介したけれど(これを人見さんに言うと怒る!)、見事に歴史は繰り返している。はたまた化石燃料は井戸から掘らないとならないが、電気の作り方は多岐に渡ります。再生可能エネルギーを使いやすいし。

マツダの論文(英語)

三菱自動車の斜陽化を決定的にしているのが益子さんであれば、マツダの足を引っ張りまくっているのはブラックサタンである。本来ならフルに燃費を考えた戦略を取らないとあかん時期なのに(ブランドイメージ弱いマツダを考えたら価格も低く)、ベストカーの記事みたら今でも6気筒を作ると言ってる! 驚くべき豚珍勘ぶりです。MX-30もやる気無いため、押っ取り刀を地で行く。

そんなタイミングで新型コロナ不況に突っ込んで行く。3年前は1000億円あったフリーキャッシュフローが。今や150億円に激減。例えばスズキは3年前775億で現在1300億円。マツダと同じ売上高規模のスズキとスバルの営業利益率を比べてみると、マツダ2,2%。スズキ8,4%。スバル6,2%。株価低迷で時価総額も3632億まで落ちてしまった。三菱自動車に次に厳しい感じ。

現在、トヨタのバックアップ前提で何とか浮いていられる感じ。時価総額3632億と安いためトヨタの裏打ちがなければ、中国企業に買収される危険性だって出てくる。また、トヨタの手助けなければ2021年から厳しくなるCAFE(企業平均燃費)を受け、違約金で利益の大半がすっ飛ぶ。なのに三菱自動車が日産に対し反発するように、マツダからもトヨタの悪口を聞く。残念だ。

ただし! マツダの場合、三菱自動車と違い「やる気」を失っていない。依然として意気軒昂だ! ブラックサタンが改心するか(可能性は0,001%くらいだと思う)、次の経営陣が台頭してくれば、まだまだ間に合う。今回の新型コロナによる業績悪化をキックに、丸本さんが大なたを振るえば良いと考えます。丸本さんにはハッキリ業績が上向きになるまでマツダのため頑張って欲しい。

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