中国からアメリカへ
フランスという強い援軍がいる日産を除き、中国への依存度を上げるというのは危険かもしれない。そもそも地場のメーカーが急速に技術力を高めてきており、今や日本無しだって十分やっていける状況になっている。うがった評価をすれば、尖閣問題を理由に日本の企業を閉め出せば中国にとってメリット絶大。
こうなるとやっぱりアメリカ市場が重要になってきます。先日のＴＯＰでアメリカの販売台数を紹介した。なんのかんの言っても日本にとって最大の顧客である（台数だけで見ると中国が多いけれど単価は圧倒的にアメリカ）。自動車メーカーの人から直近の情報を聞く機会があったので紹介したい。
まず韓国勢の評価。アメリカで生産するようになってから急に価格競争力が落ちた。韓国生産ならウォン安を生かし、日本車より魅力的な価格に出来る。しかしアメリカで生産するとなれば日本車と条件は同じ。むしろ経験の浅さにより、同じ車両価格であっても１台あたりの利幅は少ないとみられている。
かと言って日本勢が盤石かと言えば、そうでもありません。現場だって解っている。ホンダは「シビックが売れているけれど、だからといって成功したとは思っていない。むしろ今のシビックが好調に売れることによって気が緩まらないようにしたい」。２年目にして大きなマイナーチェンジを行い、大幅なテコ入れをする模様。
トヨタも「モデル末期のカローラが売れているのは値引きなどインセンティブのおかげ。１００歩譲って自社のクルマを評価するなら、カタログ燃費と実燃費が近いこと。次期型は気を引き締めていかなくちゃならない」。とはいえ次期型もＶＷゴルフのような思い切った「攻め方」をしていないようだ。大マイナー必至か？
加えて地元アメリカ勢が急激に復活している。破綻後のＧＭも、破綻まで秒読みだったフォードも、ここにきてクルマの完成度を大幅に高めてきた。カッコ良い
し燃費良いし信頼性だって相当のレベル。直近の２０年くらい、日本勢はアメリカで恵まれたビジネスをしてきたと思う。そろそろ真剣勝負しなくちゃアカンです。
・ＥＣＯカーアジアは「リーフの実用性を探る。その２」
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８月の朝鮮日報に「現代自1台生産にかかる時間、韓米で大差 韓国国内工場で1台31.3時間、米アラバマ工場は14.6時間」との記事がありました。
韓国現代自の労組が長年強く、自動車1台を生産するのに投じられた勤務時間の差が、２倍以上になっているようで。
また、現代自USA社長は最近「年末までに１９％増産する」と、発表したようです。
想像ですが、このWON安にも関わらず、現代自は韓国国内製造の北米向け完成車輸出に消極的になって来ているのかも。本音は韓国国内生産から中国を含めた海外生産へ、大きくシフトしたい（着々と進行中だとは思いますが）かと。
まあ、労組には言えませんが…。
韓国の場合現代自と子会社との賃金差が非常に大きい（現代自社員が高給すぎる）ようで、韓国製自動車部品は安価に供給出来る。米韓FTA後、子会社の部品を北米に輸出して、現地（北米）生産することが、現代自には一番美味しいのかも知れません。
現代自は、韓国国内の完成車工場を維持する為に、自国での高い販売価格＆シェアの両方を死守する必要があるでしょう。米韓FTA後に、多くの輸入モデルが市場に進出するようになってきた現在、愛国心をくすぐるメディア戦略や、昨日のWBSで放映されていたような、韓国国内の現代ディーラーでの、マッサージチェアやゴルフシュミレーターを使った顧客サービス（？）に、現代自の苦心が見えるようにも思います。
結局、中華人民共和国の共産主義での経済解放は一過性のブームになるのかな。健全な経営者なら中の悪い、相手がこちらを敵視してるんですから、早々に引き上げる撤退する勇気ある決断をするのが普通な気が… まあ民主主義とねじ曲げられた共産主義とは相反するでしょう。一応、自由を気取ってるアメリカですよやっぱり。 いずれアメリカ、中華人民共和国は喧嘩しはじめるでしょう。軍事大国同士は仲悪いのは必定だし。日本がそう仕組めるような諜報機関、情報操作機関作るべきです。日本は中華人民共和国を内部分裂するように仕向けるべきですね。平和なうちにアメリカで頑張ってほしいです日本車。平和があってこそのマイカーだし。おフランスとゆう国に組み込まれた日産は、いずれ日本車メーカー止めるんだろうな。かつて日産てゆうのは日本発祥だったと懐かしく思うかも。早くホンダやトヨタも（中国や韓国の部品使ってたら国内で相手されなくなりますよ） 現に自分はＮワン？いいなと思ってましたがホンダや日産を買うのはやめにします。いっそアメリカ産やイギリスからの逆輸入メーカーになってほしい。 まあ今ホンダに乗ってますが早く買い換えたい！ 一寸先は闇な御時世 万事に備え憂いなし、でいってほしいです。ついでに韓国部品使うダイハツも買わないな。まあコスト命でなんでもありメーカーはいずれ自分の首を絞めることになる時代になるかも。自民党いわく我が国日本は戦後始まって以来の有事、危機に突入したとゆってました。天皇に土下座しろとか有り得ないし日本国としてはなあなあじゃすみません。歴史をねじ曲げありもしない旧大日本帝国時代の歴史捏造など、反日教育する国とは個人的には理解しようとは思いません。平和なうちに次の平和じゃない時代に備えつつアメリカで頑張れ日本車。欧州はいずれ中国が驚異になれば狡猾に中華人民共和国をどうにかしようと目論むでしょう白人至上主義的だろうし。世界はまだ残念ですが、平和とはほど遠いな…。
フォードってマツダの基礎技術や日本車の美味しいところだけしゃぶり尽くしてポイ捨てしたんでしょうか？って思えるくらい完成度高いし欲しいって思います!!
フォードの品質はともかくとして、走行性能が著しく向上しているのはマツダがどうこう言うというより、欧州フォードとの連携が上手くいっているからでしょう。欧州フォード車は元々ハンドリングが良いです。GMもオペルの良い所を吸収できたからでしょう。でもなんでどっちももっと早くやらなかったんだろう。