中国に続き韓国でも「日本大丈夫か?」の連発。日本頑張ろう!

新型コナEVに試乗するためソウルへ。先日中国に行って日本の「追いつかれ感」をシコタマ味わったけれど、韓国に来たら「もう抜かれた感」でございます。下は最近ソウルで普通になりつつある横断歩道。前方の信号だけでなく歩道と車道の境界線にLEDを埋め込んである。赤の時はここが点くため解りやすい。うっかり道を渡るようなケースって考えにくい。

青になると境界線のLEDも青くなる。このライト、夜はクルマからもよ~く解ります。右左折して横断歩道にさしかかる時などの視認ミスを防ぐ効果絶大だそうな。日本は老朽化した道路や標識、信号などのメンテで精一杯。こういったインフラを整備するだけの余力がなくなりつつある。というか我が国で新しい技術使った安全確保インフラ、最近見たこと無い。

ETCはゲートレスである。日本のETCシステムも100km/h以上で通過したって問題無いレベルだと言われているけれど、未だ20km/h制限とし、しかもゲート空かずに急停止するクルマがあり、そいつに追突する事故まで起きる。韓国はゲート無いため急ブレーキ踏むクルマなんかありません。80km/hで通過可能。もちろんカルガモ不正通行だっておきにくい。

中国ほどじゃないものの、電気自動車は欧米並みに普及している。街中でクルマを見ていても、燃料電池車と電気自動車を示すブルーのナンバーをよく見かけます。高速道路のSAやPAには必ず複数の急速充電器があり、もちろん200V普通充電や200Vの6kW型充電器も出回り始めている。先日紹介した通りチェジュ島など地方に行くとタクシーは電気自動車比率極めて高い。

何より驚くのはカッコ良くクルマが多いこと。20年前であれば韓国に行くとカッコ悪いクルマばっかり。クルマ好きからすれば興味すらわかなかった。10年前くらいから優れたデザインのクルマが増え始め、今や80%は「いいね!」と思えるレベル。下のKIAって3列シート。オデッセイと比べたら勝負にならないほど美しいシルエットを持つ。品質だって高いです。

ということで新型コナだけれど、デザインは好き嫌い分かれそうながら、クルマとしての仕上がりが素晴らしい! BYDのATTO3を「日本車に迫る仕上がり」だとすれば、新型コナは品質でも乗り心地でも電子装備でも勝っている。現時点では皆さん韓国車や中国車を下に見ているだろうけれど、すでに追いつかれてます(部分的に抜かれている)。日本頑張ろう!

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1 Responses to “中国に続き韓国でも「日本大丈夫か?」の連発。日本頑張ろう!”

  1. Mumbaikar より:

    このKIAの三列シート車(Carnival MPV?)顔はなんとなくプジョー的ですね。

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