中国製の安価なタイヤ

アメリカにも中国製の安価なタイヤが大量に入ってきている。当然ながらアメリカのタイヤメーカーの販売シェアは急減中。直近だと新車の生産台数も少なくなってしまっているため、タイヤ工場の稼働率が大幅に下がっているそうな。つまり中国製タイヤのおかげで、アメリカの企業は困った、という図式。

考えてみればアメリカの産業って、ずっとこんな感じ。第二次世界大戦後の繊維に始まり、鉄鋼、自動車など、自国の産業を政府が保護してきた。結果どうなったか? いずれも競争力を失ってしまい、産業そのものを衰退させてしまうことになる。つまり政府の保護は、単なる点数稼ぎ&延命策でしかない。

もう一つ。今回は中国製タイヤに35%の上乗せ関税を乗せたものの、そいつを負担するのはアメリカの国民。だって35%上乗せしたって安ければ消費者としちゃ買う。つまり消費者にとっちゃ実質値上げなのだ。得するの、アメリカ政府とタイヤ業界のみ(もっと言えば現役の経営者だけです)。

幸い日本の自動車産業は政府の援助を受けないで来たため(1980年代の日米貿易摩擦の時など、自動車メーカーを非難したほど)、健全に育ってこられた。日本の農業なども同じ構図。今のままだと衰退する一方だ。可及的速やかに自立出来るようにしていく農政が必要かと。

ちなみに日本のタイヤメーカーも中国やアジア地域からの格安タイヤにシェアをジワジワ奪われている。タイヤの場合、完成車と違って性能差が解りにくい。クルマに感心薄くなってしまった時代を迎え、どういった対策を取るのか? 

 

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5 Responses to “中国製の安価なタイヤ”

  1. Fufuhu より:

    いつも失礼してます。
    学生としては中国製のタイヤはありがたいんです。
    ブリヂストンのタイヤだとSneaker一択。けれども中国製を考慮に入れると一気に選択肢が広がるんですよね…
    ちなみにナンカンのNS-2つかってます。
    通常通り使うには問題ないみたいです。中国の人たちはこのタイヤ使ってるわけですし…

  2. おはぎ より:

     こんにちは。毎回拝見しております。
    中国、韓国、台湾製タイヤが近所の自動車用品店でも売られていますが、タイヤ販売担当者の話では、物によってはトレッドが剥がれるという事もあるので普段一流メーカーのタイヤを買うお客には勧めません、「安ければ何でもいい」お客向けとの事。車にお金をかけたくない私でも怖いと思い、中身はコンチネンタルのチェコのバルムタイヤを選びました。交換工賃、タイヤ処分料込みで同サイズのスニーカーより一万円安くつきました。バルムの欠点は国内メーカーが輸入しているにもかかわらず、タイヤ販売担当者でもその存在を知らず、取扱店が極端に少ない事です。

  3. 高島 より:

    こんにちは、いつも拝見してます。私は、4WDにヨコハマ履かしてます。国産でも、長距離り高速走る時は、ディーラーに行ってホイルバランスとります。ハンドリング悪いと三倍疲れます。それから、知り合いが中国国内を放浪しての感想の一つ、至る所で、パンク修理してた、むかしの日本も、そうだったと。今の日本だと、パンク修理している姿を見るのは、年に一回みるかな?私的には、タイアに命預けているんで、次も国産にします。

  4. Hiro_Hosono より:

    初めまして。
    私は某国で車関係の仕事をしていますが、やはり中国製、韓国製のタイヤはダメですね。少し減ってくると、バランスが取れなくなったり、変なハンドルのブレ、騒音が出る確率は遥かに高いと思います。
    中国や韓国って、やはり素材産業はまだまだで、車自信も、明らかな材質不良による故障が目立ちます。やはりタイヤの様に、材質に依存する様な商品は、ある程度の物を買った方が良いと思います。
    そして、中国の人は、出来れば日本製を買いたいと思ってますよ。

  5. ポール・小林 より:

      私は常々次はどのタイヤにするのか考えています。
    タイヤにより車の乗り心地、性能は小さい範囲ながら大きく変化すると思うからです。
    今の車の不満な点を少しは改善してくれたり、良い部分を更に伸ばしてくれたり・・・。
     そこで現在私が乗っているキューブキュービック(どうでもいい車じゃないか、と言うことなかれ)の次のタイヤについて相談したいのですが、良きアドバイスをお願いします。
     今は工場装着の標準タイヤ、BSタイランド製175/65-14.82Sです。
    タイヤもそうでしょうが車本来の性能も「こんなもの」だからでしょうが、走りに不満が募ります.市街地ではソフトなのに意外や突き上げがキツイ.ラフな乗り心地が気になるものの大きな問題では有りません。私が問題として考えているのは.高速道路での走りです.と言ってもたまにしか走らず.しかも99%位が走行車線べったりのキューブのシャーシに合わせた走りですが.それでも・・・直進性に難があるように感じます。ボディー形状による風の影響なのか、重心の高さからなのか分かりませんが、いつも少しずつ修正舵を与えている感じです(平坦路直進だと殆ど気にならないし、新車当時から同様なのでアライメントの狂いとは思われません)。
    又、高速道路でのコーナー、特に明らかにカントが付いている所ではカントに流され、白線を踏んでしまいそうになります。これでは長距離長時間走るのに苦労します。
    全長の割に長いホイールベースの前駆なので直進性は車に任せていられると思ったのですが・・・。
     そこで、タイヤを替えると少しは改善されはしまいか?と思ったわけです。
    (タイヤを替えてもだめだとも思う事も有りますが一応お付き合い下さい)
    例えばBSのプレイズはラクが売りで、ふら付きが少ないと言いますし、又各メーカーのミニバン用と言っているタイヤもふら付きが少ないと言っている様ですし(片減りが少ないとも言っているが私のキューブは特に気になりません、コーナーを攻めないから)キューブキュービックはコンパクトカーに分類されている様ですが、重心は高いし意外と重量もあり、ミニバン用タイヤの方が私の希望に合っていると思われます。プレイズは売価が高く(BS全体が高い)ミニバン用プレイズでこのサイズは無いので候補から落とさざるを得ません。ミニバン用と謳っており、このサイズがあるのはヨコハマDNAmap,ダンロップエナセーブRV503、トーヨートランパスMP-4の3種ですが、売価の関係でトーヨーは予選落ち!
     ところで、近頃のタイヤ屋ではメジャーブランド以外に必ずと言って良い程、お買い得タイヤを売っています。そう!韓国、中国タイヤです。
    本当に大丈夫なのか?アメリカでは随分出回っているようですし、日本メーカーもライン装着しているケースもあります。勿論、175/65-14も数多くあり、そのなかでオートバックス専売のピレッリP4フォーシーズン、フジ専売?のピレッリチンチュラートP5はどうなのかと、候補に入れていたこともあるのですが、ある時、バルムの存在を知りました。
    もうだいぶ前から日本で出回っているらしいのですが、コンチネンタルグループと言うのが興味をそそられます。
    ドイツ製かチェコ製か不明ですが、アジアンタイヤより信用出来そうじゃないですか?!
     ヨーロッパは日本より平均速度が高いと聞きます。
    日本のベーシックなタイヤより、運動性能において期待が持てるのではないか?とも考えています。そこで、今年日本で発売になったばかりのバルムのブリランティス2を候補に入れてみました。バルムはヨーロッパと言えどもあくまで安物で東ヨーロッパや中央アジア向けでコンチネンタルグループと言っても中身の水準は20年前位のレベルで、目指す所は超ロングライフのみでハンドリングや乗り心地等色々な事は期待できないのでしょうか?
    トレッドパターンから見て排水性は良さそうですが、ドライグリップや静粛性は期待できそうにありません。
    (私は近頃メーカーが重視している低転がり抵抗より、ウェットグリップ、排水性を重視します。また耐磨耗性より経年劣化を重視します。)
    DNAmap ¥35600(セールなら¥31600)、エナセーブ¥36400、バルム¥24360です。
    この差をどう見るか?この性能でこの価格差ならヨコハマダンロップか?バルムか?
    キューブキュービックの走りの向上の為にはやはりミニバンタイヤか?それともどれを選んでも無駄なのか?
    スピードレンジがSからT、Hに上がると走りは良くなると考えて良いのか?スピードレンジが低い方が、ケース剛性が低く外乱に強いか?やっぱりミシュランが一番なのか?
    (価格的に予選落ちなのです。尚ミシュランもエナジーセーバーとXM1の2種類ある)
    など色々考えておりますが、如何なものかと・・・?
     タイヤは命と申します。冒険するわけにもいかず、予算も限られている為、良きアドバイスをお願い致します。

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