中国製電気バイク

最近、ショッピングセンターなどで中国製の電動バイクを販売している。ウチの近所にも置いてあります。原付登録のため、法規上は何ら問題無し。免許を所有していれば、正々堂々、公道を走る事が可能。性能的にも「まぁまぁ」といった感じ。急な坂道のない都市部なら使えるレベル。


格は非常に幅広い。59800円の店もあれば、12万8千円の店もある。注意して欲しいのが、製品のクオリティ。中国での頒価は3〜5万円。そのままの状態で輸入された電動バイクは「必ず」と言っていいくらい猛烈に錆びる事を覚悟しなければならない。メッキの質が極めて低いんだと思う。その他の不具合も少なくないようだ。

私がおもしろ半分っで買った電動バイクは、翌日動かなくなった。バッテリーの初期不良らし
く、充電できないのだ。幸い、代理店があったため、連絡したらバッテリー交換をしてくれたけれど、錆などについちゃどうしようもありません。その他、ボディパネルの塗装品質に始まり、ブレーキの聞き具合、電装品のクオリティまで、凄いです。

もしかすると高い頒価を付けて販売している電動バイクは日本側で品質管理をしているのかもしれないが、こらもう実物を見て判断するしかあるまい。ということで中国製の電動バイクは衝動買いしないようにしましょう、という話でした。

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3 Responses to “中国製電気バイク”

  1. lucky より:

    いつも拝見させて頂いています。
    私も、国沢先生と同じ考えです、製品としては日本人の基準を満たしてません。しかし、他の国では受けると思います。
    来年かな?ヤマハの電動バイク復活とホンダの製品に期待してます。

  2. Aira より:

    こんにちは。
    電動自転車、中国生産の輸入なので、品質はそれなりでしょう。
    2年前、日系大手自転車メーカB社と、現地系の大手H社に見学に
    行きましたが、B社ではきちんとした品質管理で、生産していました。
    日本ではロボット溶接が当然ですが、こちらは人作業。
    でも指導がきちんとされてるせいか綺麗な溶接されてました。、
    一方H社では、部品を投げたり(トラックからの部品の積み下ろし)
    、仕掛り在庫を管理せず膨大に(本当に見上げる高さまで山積み!)
    作りだめしたり、B社とは比べるもなく、といった工場運営。
    国営ということもあり、とりあえず作っておけばOKみたいな雰囲気。
    製品の梱包も、ダンボールに機械でプレスしてぎゅうぎゅうに詰めてました。
    部品メーカ(訪問したのはブレーキ屋)はもっと驚きで、ドリル加工で
    治具なしで手で持っての作業もしていました。精度など求めるほうが
    無理というもの。
    電動自転車もこのような現地系メーカで生産されてるものが日本に入ってくる
    のでしょうが、現状を知っているだけに手は出せないです。
    (現地では1200元くらいから2500元程度のものですが。。。)

  3. 会長 より:

    中国の観光ガイドが言っていたけど
    「だいたい2年で壊れる」って。

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