中国製電気自動車を皆さんが躊躇わず買うようになるのはいつ頃になるか考えてみた

BYDが4月から値下げをした。最も安いのは299万2千円という価格設定のドルフィン。ATTO3も32万円値下げし418万円としている。ドルフィンはおそらく300万円を切ってきたヒョンデのインスターを意識したんだと思う。電気自動車補助金が35万円出るため、実質的に264万2千円。東京都だと別個に45万円出るだろうから、219万2千円ということになる。もはやエンジン車より安い。

というのもドルフィンってリーフと同じくらいのサイズ。いや、装備内容を比べればリーフより充実しており、しかも40kWhのリーフより航続距離だって長い。未知数の信頼性を除く全ての点でリーフを凌いでいると思って間違いなかろう。ATTO3も電気自動車補助金を使うと383万円。こちらはリーフとARIYAの中間くらいの車格。電気自動車として考えたらリーズナブルだと考えます。

だったら推奨出来るか? となれば微妙。耐久面での信頼性が解らないし、BYDというメーカーの姿勢にも私は疑問を感じている。何度も書いてきている通り、日本に導入すると言うPHVの詳細を未だに教えてくれない。日本のメディア達が上海ショーに行くべく書類を出して欲しいと言ったって、出助けする気無し。もちろんBYDの大ファンだったり、BYDが趣味ならぜひどうぞ!

そうじゃなければ様子見でいいんじゃなかろうか。あと2年もすればATTO3の実績が出てくる。日本から撤退するかどうかの予想だって出来るようになるだろう。しかも一段と安い価格のモデルなど控えているようだ。補助金使って200万円を下回るようになってきたら、ダメモトでボチボチ購入を考える人など出てきそう。補助金使って150万円を切れば売れ始めると予想しておく。

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5 Responses to “中国製電気自動車を皆さんが躊躇わず買うようになるのはいつ頃になるか考えてみた”

  1. uresiina より:

    ネット上でメーカーが車をコントロール出来るから、世界平和が実現されなければ、海外のEVを安心して買うことはできないと思う。

  2. 猫まんま より:

    日本には八つも車メーカーが有って選択の自由が有り他にも外車メーカーもあるのにわざわざ半日国で信頼性と透明性に疑問がある中国車が売れるとは思わないですね。ありえないことですが中国が民主国家になり半日政策をやめたらそれなりに売れるかもしれませんね。スマホとかと違い車は命が掛かっていますから。

  3. natumenatuki より:

    新車にこだわらなければ、リーフかさくらの中古車がお買い得商品で電気自動車の入門コースに最適解と思います。ガソリンスタンド難民となりつつある地方都市の現状の打開策となりますね。

  4. kurotan より:

    なぜ日本は、外国産の自動車に補助金を出すのでしょうか。国内のメーカーをつぶす気ですか?
    純国産の自動車に補助金を出してほしいです。

  5. 旧リーフ→スイスポに乗り換えた50代 より:

    おはようございます。

    MTスイスポの実力を出させきれず、また電気自動車に戻ることを模索してます。

    先日中古ででたプジョーe2008はシートの貧弱さに検討中止しましたが、スズキのeビターラ、注目してます。
    車両自体の魅力や価格、補助金額など知見に基づいた「予想」をしていただけると妄想が捗ります…車両本体で300万切ってくれたらなぁ。

    GWはインスターの試乗をすべく、県外へドライブする予定です。

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