中国CATLがハンガリーに200万台規模の電池工場。電気自動車はミッドウェー海戦前夜です
我が国は「大成功」と自主評価した真珠湾攻撃の半年後に起こったミッドウェー海戦で、投入した正規空母4隻と300機近い爆撃機&戦闘機を失い、事実上負けた。正規空母は残すところ2隻。失った最新鋭の航空機もさることながら、熟練のパイロットも多数戦死させている。しかし99.99%の日本人は(軍人を含む)真珠湾の勝利に酔いミッドウェーで勝負付いたことを認識出来なかった。
電気自動車を巡る戦いがちょうどミッドウエー前夜というイメージになってます。我が国は着々と戦略を練り、ミッドウェー海戦に臨む大日本連合艦隊と同じく考えられる戦力をフル投入しようとしている。ただ一部でハイブリッドに代表されるエンジンも残るという想定もあり集中力不足気味(ミッドウェーでは敵艦隊を狙う魚雷か陸上目標を狙う爆弾かで迷う)。
CALT規模がハンパない!
CATLがハンガリーに1兆円投資して電気自動車用の電池工場を作るという。リリース原文を見ると生産規模は「100 GWh (gigawatt hours) 」とある。ホントなら1億kWh! 1台50kWhの電池を搭載するとして200万台分の電池と言うことになる。今年末から稼働開始予定のドイツ工場はフル生産で14GWh(電気自動車28万台分)。そいつと比べたら桁違いに大きい!
日本勢が海外で展開する電池工場の規模を見ると、アメリカでいえば2025年時点で60万台分程度。欧州はトヨタを除き負け戦のため、外部から電池を調達する方向。ミッドウェーでの敵はアメリカだったけれど、2030年に決着する『第一次電気自動車世界大戦』を見ていると、アメリカ以上に中国や韓国が手強い。繰り返すけれど日本勢はエンジン車にも希望を持っている。
ミッドウェーでの敗因は完全なる情報不足にあった。そもそも敵戦力の評価を入念に行っていない。真珠湾での勝利体験で陸上目標を敵艦隊と同じくらい重視したのも失敗。敵から猛攻受けているのに有効な対応策を出来ず。まぁミッドウエーで勝っても長期的に見たら負けた、と言われちゃうとそれまでですが(泣)。電気自動車はそうならないと思っている。
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他人は「茹でガエル」になっても自分たちだけはならない…と思いたいところですが…。
休日に自分も「茹でガエル」だったことにひとつ気が付きました。
最近趣味が高じてハンダ付けが楽しくなってしまい、休日に数百円で購入できるラジオ回路キットとかパワーアンプ自作キットとかをハンダ付けして遊んでいました。
スマホサイズの1/4とか半分程度の大きさなのですが、割と音がイイ。
手持ちのそこそこのブックシェルフ型スピーカーを鳴らすだけのパワーと質感があります。
PCやテレビだったらむしろクオリティアップなくらい。
こうなると「今のオーディオってどの辺りなん?」と調べてみたくなるもの。
タミヤ沼ならぬオーディオ沼もかなり深みに嵌まると命に関わるので(笑)近寄らないようにしていました。
今はTOPPINGとかSMSL、NFJ等の中国オーディオメーカーが勢いあるそうです。
TOPPING
https://www.amazon.co.jp/s?srs=2735649051
SMSL
https://www.amazon.co.jp/s?k=smsl&adgrpid=61773004788&gclid=Cj0KCQjwl92XBhC7ARIsAHLl9akJf1PpzL4zxm9rPuoXTyhbbvpjfv2TgrxdaUv-choNRKYS9LGWJ1AaAtAPEALw_wcB&hvadid=553843047993&hvdev=c&hvlocphy=1009343&hvnetw=g&hvqmt=e&hvrand=4475626554745794730&hvtargid=kwd-300738194344&hydadcr=27303_14478863&jp-ad-ap=0&tag=googhydr-22&ref=pd_sl_16at0l68uz_e
NFJ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/nfj/
最終的には人間の官能評価に依るとは思いますが、測定機器的には1000万のユニットに匹敵する音がお手軽価格で出るそうで。
そりゃデノンも一回潰れるわ。(再起しましたが)
桁がひとつふたつ違います。
半導体不足なのに何故か半導体触る機会が増えています。(笑)
そんなのは、岸田政権が本気でやれば決まるのですが。
(つまり補助金等)
メーカーも研究や調達等を考慮する必要がありますね。
また、上の方が語ってますがオーディオは40年以上前は見栄とか家具の一員でしたから逆に今の状況は正しいと思いますね。
トヨタなど国産メーカーが、BYDをはじめとする中国メーカーの戦略に対してどう捉えているのか気になります。
性能で勝てると考えているのか、脅威を感じていながら対策を打ち出せない(動けない)のか?
それでも十分開発時間があったbZ4Xの完成度や商品力は疑問だらけです。