久しぶりのおフランスざんす!

久しぶりのフランスである。正確に書くと昨年WRCベルギーに行った時もシャルルドゴール空港からアクセスしたのだけれど、通過したのみ。エアラインも10年以上乗っていないエールフランスとなる。フランス行きは先日のルーテシア800kmエコラン大会の優勝賞品だったりする。今週末にアルピーヌの本拠地であるディエップでイベントがあるという。それの見物です。

せっかくアルピーヌに行くのならラリー車のパーツも買ってきましょう、ということで先行して月曜日に出発することにした次第。ちなみに私のラリー車はルノーの『クリオ』なのだけれど、競技車両についちゃ全てアルピーヌが担当になる。イベントのスケジュールは18日からなので、15~18日までディエップの街中に宿を取ってみた。探すとアパート一部屋貸しが多い。

今回クリッカーの小林編集長と一緒なので、ベットルーム2部屋の港が見えるシーフードレストランの上にあるアパートを選んだ。流行のチャットGPTでフランス語に訳してメールでやりとりしたのだけれど、これが驚くほど調子よい! 今まであるどの翻訳ソフトより雰囲気まで訳してくれます。おかげですっかりオーナーと仲良くなった! オーナーも日本語に訳してメール送ってくる。

ちなみにディエップはイギリスへ渡るフェリーも出ているノルマンディ地方の港町。日本で全く知名度無し。ただノルマンディといえば第2次世界大戦の激戦場となったことで知られる。今はフランス人に人気の観光地らしい。アルピーヌの本拠地でもあり、週末はたくさんのヒストリックカーが集まると言うから楽しみ。もちろん火曜日はラリー車のパーツ買いに行きます。

そんなワケでフランスに好印象を持ちながら成田でエールフランスのチェックインをしたら、もう日本人が悪いフランス人みたいになってる。段取り悪く個人主義。チェックインだけでイラッと来るけれど、ここからフランスだと思って気を長くするこことにした。覚悟を決めさせてくれるという点で素晴らしい。フランス、良い部分とイマイチな部分が激しく混在することを思い出した(笑)。

13時間のフライトでパリ着。今回レンタカーはアラモにした。トゥインゴのマニュアルに乗ってみたくて探したらアラモだったワケです。事前チェックインを推奨していたので免許証番号など全て入れておいたのにカウンターに行ったら全く関係なし。最高に感じ悪い。搭乗券を見せろとか電話番号を2つ書けとかワカランことばかり言う。そして「30分待て!」。あいや~。

しかも「凄い小さいクルマだよ!」ときた。余計なお世話だっての! ということで始めて乗ったトゥインゴのマニュアルときたら楽しいの何の! 1リッターと思えないくらい気持ちよく走る。道路もステキでディエップまでの200kmのドライブはあっという間でした! この時期のヨーロッパは最高ですよ。まだ明るい9時半に到着。ただ気温11度と寒い。

2ベットルームの貸しアパートは鍵の場所など難解だったものの、部屋は快適! 4階がリビングルームにキッチン、バスタブ付きの風呂。カッコ良く言えばメゾネットになっていて5階にベットルームが2つある。これで1万5千円なんだから安い。10日間くらい滞在してフランスの地方の生活を楽しむなんてのも悪くないな、と思った。けっこう楽しい。

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3 Responses to “久しぶりのおフランスざんす!”

  1. 奈良県人です より:

    奈良のプジョー乗りです。国沢さんのフランス車のチョイスが私の趣味に近くて、勝手に親しみを覚えています笑。かつて乗っていた207スタイルAMTを褒めて頂いたのをはじめ、ルーテシアに惹かれた時に国沢さんが購入されたり、そして私が今どうしても惹かれて気になるのが正にトゥインゴのMTだったりします。日本仕様ではとにかく遅い!とか左足の置き場がない、などとディスられるMTトゥインゴ ですが、本当に運転が楽しそう!是非に国沢さんの奇譚なきインプレッションを期待しています。

  2. 猫まんま より:

    トゥインゴのMT良いですよね。今時珍しい後輪駆動でこれでターボのMTが有れば言うこと無いんですが。なぜNAだけなんだろうか?本国仕様にはターボも有るのかな?日本車が忘れてしまったMTで楽しく乗れるコンパクトカー。こういう車を¥200万とかで出してくれれば車好きに受けると思うんですが。装備なんて最低限でパワステ、マニュアルエアコン、自動ブレーキのみで良いんですよ。別に鉄ホィールでも良いじゃない。好きな人は後で替えるんだから。

  3. kazu より:

    現行のトゥインゴの前期モデルにはGTというグレードが有り、5MT+ターボでした。ノーマルよりちょっとだけパワーが上がっていて109 psでした。
    中古でしか手に入りませんが、楽しい車ですよ。

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