今シーズンの全日本ラリーは見るのも出るのも楽しいかもしれません!

全日本ラリー開幕戦に行ってきました。驚いたことにフルグリッドとなる90台! 断ったエントラントすら出たという盛り上がりである。この人気を盛り上げたのは間違いなくモリゾウさんだ。もっといえば、今のトヨタの元気の良さが無ければ、日本の自動車業界はヘロヘロになっていたと思う。一番見抜いているの、皆さんである。区素メディアに悪口書かれても気にしない。

ステッカーの方が使い勝手あります(笑)

開幕戦が行われた蒲郡でも凄いことになっていた。モリゾウさんの行く先々で人だかり出来てサインをねだる人垣になる。写真の背中の帽子の人がモリゾウさん。この周りにサインをもらえなかった人のため、小さいステッカーを配っている人が5~6人居ます。今やドライバー以上の人気である。現在進行形で自動車業界の歴史になる人物を見ているのだからクルマ好きとしちゃ楽しい。

もちろん目立たないようにしながら、しっかり警護をしている。すぐ近くと、全体を見ているボディガードがいます。私ら取材陣が居るときは必然的に周囲を囲むことになるため、私らも警護チーム一員か(笑)。見知らぬ人が居たらすぐ解りますから。皆さんイベントでモリゾウさんを見かけたら、いろんな用途に使えるステッカーを狙うことをすすめておく。 

今年から全日本ラリーがガラリと変わった! 開幕戦にはいい音を出し、オーバーフェンダーやリアウイングで武装した6台のラリー2車両出てきましたね。2年前から認められた『ラリーナンバー』(ラリー期間中だけ使える。仮ナンバーと同じデザインで紛らわしい)で公道を走れる。街中を走っていると「おおっ!」っと思う。なんか海外のラリーを見てるみたい。

3台はGRヤリス。3台がシュコダ。開幕戦はGRヤリスに乗る勝田範彦選手が優勝。2位にシュコダの新井大輝選手となった。大輝選手のシュコダ、2015年モデルで少しばかりコンディションに問題を抱えている。今シーズンはGRヤリスvsシュコダの激しい戦いになると思う。JN2クラスもGRヤリス。気がつけばラリー車、トヨタばかりになった。10年前なら考えられない。

そんな中、目を引いたのがミラ・イース。今回、エントリーを辞退することも考えたという。されど「クルマを鍛える」という意味での開発は今後一段としっかり取り組まなければならないということで、出場を決めたそうな。スペック聞いてウナる! 簡単に言えばミラ・イースにコペンのパワーユニットを移植している。エンジン型式が同じならターボ付きでも車検取れます。

フロントブレーキは対向4ポット! 中古車を買って作れば150~200万円くらいでラリー車が作れるという。こういったラリー車が出てくると、出場のハードル低くなります。このレベルのラリー車なら休日用のスポーツカーとしても(笑)楽しめる。ラリーは1台ずつ走るため自分との戦い。トバッチリを食うこともない。クルマの運転を存分に楽しみたいならラリーいいです。

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One Response to “今シーズンの全日本ラリーは見るのも出るのも楽しいかもしれません!”

  1. アミーゴ5号リボーン より:

    ミラ・イースの参戦に一票です。

    反省して、引っ込むのは簡単。出場すれば晒し者になる訳だから、遥かに勇気がいる。ラリー会場にいた皆さんは、ダイハツを仲間として受け入れたのだと感じます。

    加えてクビになった役員連中が、頭を丸めて応援に来ていたら、なお良かった。まあそれができるような性根なら、こんなことにはならなかっただろうけど。。。

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