何かの機会で高性能車のハンドル握ったら‥‥

もし高性能車のハンドルを握ることがあれば、以下のことに十分注意して欲しい。最近の高性能車、急速に扁平率が下がっている。写真のBMW M4なんか30扁平です! もはや自転車のタイヤみたいに薄い。こうなってくるとワインディングリードの真ん中に埋め込んであるキャッツアイ踏んだだけでバーストしちゃう。30扁平でキャッツアイ踏んだら”ほぼ”100%タイヤはオシャカです。

35扁平だって80%くらいタイヤ壊れる。何とか耐えるのは45扁平あたりからだ。ちなみに空気量の多い65扁平ならキャッツアイ踏んだって全く平気。加えて下の動画のような「穴」に落ちたら、どんなタイヤでも厳しい。ホイールも曲がっちゃいます。ラリーとかに出場すると、ホイールって普通に曲がってる。やはり競技に出ると通常の負荷と根本的に違うんだと思う。

しかも扁平率低いタイヤほど高価! 285/30R21サイズとかだと1本5万円! これがキャッツアイを軽く踏んだだけで終わるんだから痛い。ホイールについちゃ部分修理も可能ながら(業者によってずいぶん違うがおおよそ1本1万5000円程度)、入力大きいと全体が歪んでしまいキズ直っても高速域で微振動出るケースもある。やはり交換となればタイヤとセットで10万円コースだ。

閑話休題。いささか旧聞になるけれどミシュランが全く新しいコンセプトの衝撃吸収ホイールカバーを提案している。これ、文字で説明するのは至極難しいため、動画を見て頂きたい(音は無しでOK)。よく考えたモンです。こういったホイールを採用してくれば、扁平率の高い低転がりタイヤも実用化出来る。外側のプロテクターを安価にすれば、縁石擦ったガリ傷も交換すればいい。

 

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