何で日本車のホーンってショボイ音なのか?
私が若い頃はホーンを交換することが普通に行われていた。標準のホーン、輸入車と比べ音質に不満を感じるからだ。定番と言えばフィアムの2連あたりですね。今でも販売してます。ホーン換えるとイイ感じになるから気分良い。なぜ日本車のホーンってショボイ音なのか? ムカシはヘッドライトなどと同じく、単純に日本の部品がダメなんだと思っていた。
しかし! 最新モデルも日本車のホーンってショボイ。気が抜けたような音質です。「警笛」にほど遠い。なんでシャキ~ンとした音質じゃ無いのか? もはや技術レベルじゃありません。その気になったらヨーロッパ車のようなホーンだって作れることだろう。いろいろ調べてみたら、なんとなく理由が解ってきました。ワザと腰砕けになる弱い音にしているようなのだ。
威圧感の高く警笛効果のある音質だと、ホーンでトラブルになるからです。今やホーンなど”ほぼ”使わないと思う。一般的に使うとすれば、信号変わっても先行車がなかなか動き出さないケースくらいだろう。下向いてたり、他の亊をしてたりしてて気付かないか、居眠りしているかで、こらもうホーン鳴らすしか手は無い。その時にキツい音質だと怒る人がいる。
その他、ホーン起因のトラブルって多い。殺人事件になったこともあるほど。そんなこんなで車両運送法を満たす音量を確保しながら、気が抜けたような音を出すホーンをあえて開発して採用しているようなのだった。それを聞いて以後、ホーン交換をすすめることはやめようと思った次第。もちろんシャキ~ンとした音質が好みならイイ音出るの、ありまっせ。
もう一つ。以前のホーンボタン、軽く押すと短く&音量低く鳴った。けれど今やエアバッグ付きになりホーンボタンのフリクションが大きくなる傾向のためコントロール難しい。試しに自分のクルマで短く&音量低く鳴らしてみて欲しい。上手く行くのならホーン交換してもOK。けれど押すと大きい音を出しちゃうようだと、ホーントラブルの原因を作る。
<おすすめ記事>