停電率が最も高い南房総に入りました。被災度合いに大きな地域差があります

ほとんど回復している鴨川から海沿いを南房総へ向かう。千倉あたりからブルーシートの屋根が目立ち始めるものの、停電はほとんど解消しているらしく和田浜にベースを作っている自衛隊もすることが無い感じ。近所の地域センターに行くと、携帯電話の充電出来ますというカンバン出ている。利用者いないです。このあたりまでは平常に限りなく近い?

本日から営業を再開したという洒落たホテル&カフェに寄ってみたが、これまた「お客さんが来ないかもしれません。新規予約も入ってこないです」。南房総も千倉あたりまでなら、むしろ観光に行くことが地域のためになると思う。すでに波乗りの人達は多数来ている。港には釣りの人もチラホラ。今週末は外房ドライブなどいかがか? ゴルフしてる人も多数。

私からすれば千葉の象徴みたいな「ヤックス」が普通に営業しており、物資豊富。宅配便の人に聞いてみたら荷物は通常通り届くそうな。もし未だに停電してる知人がいるなら、発電機とか送ってあげたら良いと思う。翌日到着です。ガソリスタンドも普通に営業中。少なくとも白浜くらいまでは停電している家を除き、インフラはほとんど元通りになった。

ただ野島崎あたりから状況が少しづつ変わっていく。明らかにブルーシートの比率高まっていく。特に目立つのが誰も住んでいないと思われる家屋の被害です。やはり住んでないと傷むのだろう。空屋の屋根から飛んだ瓦がいろんな家にブツかって壊してる感じ。別荘の被害も目立つ。屋根にブルーシート張ってない別荘は空き巣被害にあっているそうな。

最初に出会った「酷いですね」は布良。半数以上の家の屋根が飛んでおり、完全崩壊してしまった家屋もある。今まで何度か地震被害にあった地域に行ったけれど、被災率からすれば最も高いかもしれません。しかもボランティアの人達は皆無。がれきの処理などお手伝いは必要だと思う。布良に知り合いがいるなら、ぜひとも助けてに行って欲しいです。

避難所になっている場所に行くMIRAIが給電援助で来ていた。携帯電話の充電出来ます、と書いてある。集会所は道を挟んだ手前側。停電しているのかと思って発電機を置いていこうと声を掛けたら電気は来ているそうな。となると「電気屋」に用はない。今回の停電、広い地域に渡って全滅じゃ無く、少し離れたら普通に通電している。発電機も個別需要かも。

午後は館山から鋸南に向かいます。ただ海沿いはもはやインフラも整い、荷物だってすぐ届く。この記事、館山が見える地魚料理屋さんで書いてます。鋸南から山に入ってみます。

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