先週末はF1と全日本ラリー、スーパー耐久レース開幕! F1、私の予想外れ面目丸つぶれ~
まずバーレーンで開催されたF1。御存知の通り「さくら」で作られたホンダのパワーユニット使うレッドブルは、レース始まってみたらフェラーリのパフォーマンスに全く届かなかった。土曜日に「レッドブル快調です」と書いたけれど大ハズレ! 信頼できるルートからの情報だったんですけど。国沢光宏の評判丸つぶれです(泣)。今シーズンはフェラーリを追いかける展開になりそう。
レッドブルが今シーズン使うパワーユニットは『イルモア』から来たホジキンソンという人物が指揮を取る。イルモア、メルセデスのパワーユニットを開発している競技エンジンの虎の穴のような存在。ホンダがインディで走らせているエンジンもイルモアの技術が入っているし、F1のパワーユニットも2017年からイルモアと一緒に開発していることをホンダも否定していない。
2022年シーズン用のパワーユニットは燃料の変更(アルコール10%)を受けた内容になっている。開幕前テストで調子良かったものの、レッドブルの2台がほぼ同じタイミングで機能停止(同時に壊れると言うのは工作精度が高いと言うことでもある)。アルファタウリの1台も走行中燃えてしまった。シャシも期待を下回っている。ということで今シーズンが読めません。
新城で開催された全日本ラリー、今シーズンからコバライネン選手がTPOカテゴリーのJN-1でシュコダに乗る。昨年秋のセントラルラリーでコバライネンの速さに愕然とした私からすれば「シュコダに乗ったら勝負にならんでしょう」と思っていたが、正しくその通りになった。昨年までコバライネンが乗っていた86R3、デビューから時間経っており戦闘力ありませんでしたから。
始まってみたら全てのSSでTOPタイムを出し、2位に54秒という大差を付けて優勝! 今年からJN-1は重量調整を行う。次戦30kgのウエイト載せるコバライネンながら、そのくらいのハンデなら問題としない。今回2位の福永選手も20kgのウエイト載せられるため、実質的には10kg差。さらに勝てば20kg上乗せされ50kgになるもののライバルも重くなる。コバライネンの年になると思う。
鈴鹿サーキットで開幕したスーパー耐久の注目は、同じカーボンフリー燃料(二酸化炭素と水素などから作られたeフューエル)を使いながら、GR86は新開発となる1300cc3気筒のターボエンジンを搭載。方やBZRが使うエンジンを見ると2400ccターボ無しの水平対向4気筒。レギュレーション上は同一排気量になるものの、全く違うエンジンでのバトルになる!
両社のエンジン技術がハッキリ出るということから、開幕前から激しいバトルが繰り広げられていたそうな。そりゃそうだ。車体同じ。エンジン部門にとっちゃ負けられない戦いです。始まってみたら予選はBRZ。本番が1分3秒という僅差で86という結果になった。興味深いことに全く違うタイプのエンジンでほぼ同じ性能。次回からどうなるか楽しみ。
土曜日のロードスター耐久レースは厳しい修行でした~
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2022年はためになる情報ありがとうございました。
2023年も楽しみにしております。
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