ソニーがホンダに作ってもらう電気自動車、2025年で間に合うのか? 早くも混乱の予兆

ソニーがホンダに生産委託する電気自動車は2025年の市販をアナウンスした。もはや3年程度しかない。そんな短い期間でクルマ作り出来るのか? 考えて頂きたい。ARIYAの場合、ワールドプレミアは東京モーターショーで2019年10月。2年半経過している。東京モーターショーの出展車、ほぼ市販車と同じ。それを煮詰め完成度を高めるのに2年半掛かると言うこと。

ソニーがホンキでクルマ作りをすると決めたのは、おそらく今年のCESの後だと思う。それからホンダとコンタクトを取り、順調に打ち合わせが進んだと考えます。2025年に販売するとなれば、新規開発など100%不可能。すでにホンダが2025年までに出す予定で開発している電気自動車をホンの少し変えることくらいしか出来ないだろう。3年という開発期間、板金部品変更は無理。

エクステリアだと前後バンパーなど樹脂部品、ヘッドライトの中身。インテリアも内装の素材や液晶パネルのスペック(場所は変えられないと思う)くらいか。スピーカーなどは変えられます。ホンダとしちゃその程度のソニーオリジナルだと考えているに違いない。ソニーが同じくらいの内容で納得してくれるなら問題無い。されどマグナと試作車を作る際、けっこう注文付けたと聞く。

マグナとしちゃ良い顧客だし、そもそも試作車ならけっこうギリギリのタイミングだって変更可能。そんな経験を持ってホンダに変更をリクエストしたら、相当の確率で「無理」と言われるだろう。ソニーからすると「走りなどハードはホンダ。雰囲気やブランド作りをソニーでやる」と思っているらしい。もう少し正確に書くと「何とか間に合うモノ」と「絶対に間に合わないモノ」がある。

ソニーが自動車産業の常識をわきまえてくれればいい。ホンダの技術者10人くらいに話を聞いたら興味深かった。全ての技術者が「ソノーとのプロジェクトは担当したくないです」。ホンダOBに話を聞くと「なんでそんな話を受けたのか理解出来ない」。ポジティブに受け止めているのは、ソニー好きの営業&管理部門の人くらいだ。半年もすれば現場からの声が入ってくると思う。

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