厳しさは始まったばかり

10月の販売台数も厳しい数字となった。昨年の10月も非常に悪かったのに、対前年比で86%! もはやクルマを道具として考えている人の大半は買い控えをしてるんだと思う。こんな時に需要を支えてくれるのが、
クルマを趣味としている人達かと。けれどここ数年、自動車メーカーを見ているとクルマ好きより普通の人に売ろうとしてきた。

実際、クルマのTVCMを見ても、クルマの内容などアピールしていない。買う気無い人にイメージ広告を見せたって意味無し! いわば砂地に水を撒くようなモンです。コストパフォーマンス悪いTVのCFを減らし、自動車雑誌を買ってくれている人を狙うべきでしょう。魅力あるクルマならきっと売れるだろう。

さらに深刻なのが輸入車。対前年比71%! 悪かった昨年より3割も売れ行きが落ちてしまった。もはや輸入車離れは、自動車雑誌離れ以上に深刻かもしれない。輸入車ファンを育ててこなかったツケを払わなくちゃならない時期に差し掛かったと思う。まぁ自動車雑誌見てもヨイショ記事ばかり。クルマ好き代表の私でさえ読む気になりません。

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5 Responses to “厳しさは始まったばかり”

  1. アマチュア部員 より:

    昨日発表されたトヨタの1兆円減益には正直驚きました。本当に車が売れないだけで、これほどの減益なのでしょうか?
    私の想像ですが本業以外の減益要因が大きいように思えます。
    例えば大量に保有している有価証券の時価が下落したことなど。
    更には対外的に、あえて経営が厳しいように見せるという防衛戦略もあるかもしれません。(あくまで私の想像です)
    いずれにしても今回の決算の数字をそのまま新車需要の減少と考えるのは無理があるように思います。
    (売れていないことには間違いありませんが)

  2. 124乗り より:

    ブルームバーグによるとBMWが政府系金融機関に支援要請をしているみたいです。ダイムラーも死に体との噂もありますし、実際は如何なのでしょうか?

  3. 124乗り より:

    済みません。自己レスですが、最終決定はまだ為されていないようです>支援要請

  4. 匿名 より:

    トヨタの決算は想定よりも悪化しました。4-9期の利益が4800億円、通期予想で5000億円とは・・10-3期はほぼ損益0との予測です。予測が保守的かというと、ドル・円が100円を想定してる所をみると、円高が進めば下期赤字だって予想されます。
    外的な要因をみると、アメリカ政府はまったなしでGMの救済に動くでしょう。そして雇用の維持という名目で、オバマ政権は保護貿易に舵を切ることも考えられます。
    来季のトヨタの経営は大変厳しくなるでしょう。たぶんリストラをせざるを得なくなり、リストラによる特別損出を含めると1兆円位の赤字だってまったく根拠のない数字ではないと思います。
    今までトヨタは日本経済を牽引していましたが、逆に足を引っ張らなければよいのですが?対岸の火事が気がついたら頭に火の粉が降ってきました。

  5. TT より:

    米国の雇用を守っているのはトヨタかと思いましたが。
    ビッグスリーは首切り進めるでしょうし。

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