台風10号、九州から北海道まで安心出来る地域はない。クルマは洪水の危険性の無い場所へ移動して!

台風10号の被害が心配だ。最も強い勢力で接近する鹿児島県から熊本県の東シナ海沿いは爆風と大波と高潮と大雨と土砂崩れ。上陸して勢力弱まると暴風の脅威減るモノの、東北に抜けるまで日本列島の大半で大雨の可能性大。早いタイミングで準備をしたらいい。一番アテになるの、国交省と国土地理院で出している日本全国のハザードマップだ。

ハザードマップ

TOPページを開くと上のような画面になる。ここで画面下の「洪水」や「土砂災害」を選んでから「地図を見る」にすると、下のような表示。思いきり広域にしているが、クローズアップさせれば自分の住んでいる場所の状況解ります。駐車場の位置が黄色になっていたら最大0.5mという”床下浸水”の可能性あるということ。無表示の位置まで移動させておくことを推奨したい。

また5mといった地域にクルマを駐めているのなら、ビルの上など5m以上の場所にクルマを持って行きたい。上のマップで濃いピンクが場所って「5~10m」というから恐ろしい。問題無いとされている地域であっても、駐車スペースが地盤より低ければ水たまりになってしまう。半地下の車庫なんかアブナイです。もちろんマンションの駐車場だって地下はダメです。

暴風の可能性ある地域はクルマを風裏(強い風が当たらない場所)に駐めておくこと。逃げ場所無いなら建物にピタリと寄せればいい。クルマが飛ぶことを防ぐ効果だけで無く、強風で飛んできたモノが家を直撃しないようにするという効果もある。クルマの燃料は満タン。水と食料を一週間分。そして停電に備える準備をしておけば、なんとかなると思う。

ちなみに運転中、水没して動かなくなったら、すぐ窓を開けること。ドアは水圧で開かなくなるものの、窓ってクルマ浮くほどの水没だって開く。欧州車など水没したら自動で窓が開くようになってます。JAFは窓を開けろと教えず「窓ガラスを割れ」と言ってるけれど道具無いと無理。窓開けるのは電動でも手動でも簡単なのに。不思議でございます。

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3 Responses to “台風10号、九州から北海道まで安心出来る地域はない。クルマは洪水の危険性の無い場所へ移動して!”

  1. スコップくん より:

     多分、口だけ専門家の皆さんは「水没したら電気系モータで動かすパワーウィンドウはショートして使えなくなる」という論理を持ち出して来ると思われます。
     ただし実際ほんとにすぐに動かなくなるかどうかはわかりません。実験もされてないかと思います。でも、おそらく水没途中や水没してすぐなら問題なく動くと思われます。
     水没でショートの件ですが、確かに私の車も近くの川の氾濫でダッシュボードまで水に浸かったことがありますが、水位が上がってくるとホーンが一斉に鳴る、ライトが点くなどの現象が発生したので、スイッチかリレーが水で導通してしまうことはあるようです。
     普通の水道水ぐらいではそんなことは発生しないので、氾濫してきた水は地面や下水のいろんな不純物を含むのでかなりのアルカリ性(おそらく。酸性かもしれませんが)になっていて電気を流しやすいのでショートするというのはほんととと思われます。
     なので、時間がたつとバッテリーは上がってしまって動かなくなると思います。
     ちなみに従来、座席下設置の多かったエンジンECUが、最近はボンネット内に設置されている車も多く(当然防水)、床上ちょっとぐらいの浸水で止まっていた場合も吸排気取り入れ口が水没していなければエンジン自体は動くようですよ。

  2. 宇野耕太郎 より:

    「クルマの駐車場所洪水の時ダイジョブカナ」
    具体的に知りたいときグーグルアースのポイントをその地点に当てると右下に標高が表示されます
    参考になればと。

  3. 天野 より:

    最新ハイゼットに乗っていますがパワーウィンドウスイッチが強く濡れたら窓が全開になりました。

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