国沢光宏の実力やいかに?
競技はやっぱり速さであります! 国沢光宏、WRC関係者の間じゃどんな評価だったんだろう。まず順位。R2クラスは最も下の『RC4』ということで、今回出場している6台は最後の6台争いということになります。ということを考えればSS1のタイムが参考になります。ちなみに同じコース使ったシェイクダウンは逆光じゃなかったため3分29秒1でした。
43. | 78 | H. VOSSEN | 3:23.7 | +0.7 | +44.3 |
44. | 84 | P. GENGLER | 3:27.2 | +3.5 | +47.8 |
45. | 92 | K. OSTERHAUS | 3:31.2 | +4.0 | +51.8 |
46. | 83 | H. GASSNER JUN. | 3:32.4 | +1.2 | +53.0 |
47. | 90 | M. KUNISAWA | 3:34.8 | +2.4 | +55.4 |
48. | 96 | J. HOHLHEIMER | 3:35.7 | +0.9 | +56.3 |
49. | 86 | S. STICH | 3:37.9 | +2.2 | +58.5 |
50. | 94 | J. WECKER | 3:41.7 | +3.8 | +1:02.3 |
51. | 95 | F. PERUZZO | 3:41.9 | +0.2 | +1:02.5 |
52. | 76 | K. POULSEN | 12:54.3 | +9:12.4 | +10:14.9 |
https://www.youtube.com/watch?v=CGmvKlGOtSo&t=571
後ろの96号車(ツゥインゴR2)と95号車は(208R2)は同じクラス。86号車がEVO10、93号車と94号車は格上のR3Tクラスです。すぐ派手にコースオフしてリタイアしちゃった96号車を除く4台は終盤まで激しいを繰り返すことになるのだった。このポジションがどうかといえば、Mスポーツに聞いてみたら「予想していた以上に良かったですよ!」。
続けて「Mスポーツでも何回かメディアの方を乗せたことがあります。金曜日こそ少しばかり交換した部品もありましたけれど、初めて乗るクルマで大きなコースオフも無くエンジンの使い方だってドンドン良くなって行きました」。Mスポーツポーランドの役員でもあるWODAさんも「また機会あればぜひウチのクルマに乗ってください」。お世辞でも嬉しい。
最も大切なのは目が肥えた観客の評価であります。どうやらラリーファンの情報網あるんだろう。たった2人の日本人だし木曜日のSS1でサイドターンを決めてから、少し話題になっていたようだ。金曜日の最終SSでコースオフしてから一段”あいつ何かやらかすかも”という期待値は上がった? 嬉しいことに動画がけっこう取り上げられている!
動画もリンクしておいたので、見られる環境でどうぞ。私の走りから紹介しているが、お時間あれば最後まで御覧になって頂ければ、と。WRCのアホさ度合いががよ~く解ります。さらに嬉しいことに、前で紹介したバトルしてる選手と仲良くなった。最終的にクラス3位になったのだけれど、皆さん「コングラッチュレーション!」と祝福してくれたのであります。
最初は乗りにくさを感じたフィエスタR2ながら、セッティングが進みエンジン特性を理解した土曜日の午後からは少しづつ性能を引き出せるようになってきた。最終日の日曜日なんか楽しいの何の! やっぱりフィエスタR2、最高でしょう。Mスポーツのサービスだって万全。さすがだと感心することばかり。全くのノートラブルでフィニッシュ出来た。
36. | 84 | P. GENGLER | 9:36.3 | +6.9 | +2:06.1 |
37. | 94 | J. WECKER | 9:52.8 | +16.5 | +2:22.6 |
38. | 90 | M. KUNISAWA | 10:04.3 | +11.4 | +2:34.0 |
39. | 95 | F. PERUZZO | 10:31.2 | +26.9 | +3:01.0 |
40. | 86 | S. STICH | 10:56.1 | +24.8 | +3:25.9 |
41. | 93 | N. KREUTER | 11:19.5 | +23.3 | +3:49.3 |
最終SSの順位です。前の84号車と94号車は格上のR3T。95号車がR2。86号車と93号車も格上クラス。61歳のメディアとして考えたらMスポーツの評価も合っているか? そもそもWRCドイツのトリッキーな道を4日間全開で走ろうとすれば、相当な運転技量を必要とする。レースやラリー出身のジャーナリストを除けば、上々かと。という風に皆さんから言われました。
以上! ジツは金曜日終わってあまりの辛さに「WRCは今回限りにしよう」と思い、さらに土曜日夜のSSでライトポッドの配光合わず酷いタイムだった時も「もう引き際」と感じたのだが、最終日にドンドン良くなって行き、終わってみると「もっと走りたい!」。来年日本でWRC開催ということになったら、フィエスタR2で出たくなっちゃうような気がします。
幸せな一週間でした! 最後のSSをゴールした時にシンデレラは夢から覚め、普通のジイサンになってしまいました~
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